*12:04JST 萩原電気HD Research Memo(4):2026年3月期中間期は前年同期比35.3%の営業減益も想定内
■業績動向
1. 2026年3月期中間期の業績概要
(1) 損益状況
萩原電気ホールディングス<7467>の2026年3月期中間期の連結業績は、売上高が126,940百万円(前年同期比3.7%減)、営業利益が2,413百万円(同35.3%減)、経常利益が1,973百万円(同38.5%減)、親会社株主に帰属する中間純利益が1,032百万円(同50.1%減)となった。
売上高は、デバイス事業で主要顧客である自動車関連顧客の生産調整(特に第1四半期)の影響を受け減収となったが、これは期初から予想されていたことなので特段の驚きはない。ソリューション事業は設備投資需要を取り込み増収となった。
損益面では、売上総利益率が前期の8.0%から7.8%へ低下したが、これは主に為替の影響や商流変更に伴う在庫評価減による。この結果、売上総利益額は9,952百万円(同5.3%減)となった一方で、販管費は、継続的に人の採用を増やしていることや新規分野への先行投資を継続したことなどから同11.1%増となり、営業利益は大幅減益となった。営業減益となったが、当初から予想されていた範囲内であり、2025年8月8日に公表した予想数値を上回った。
財務基盤は安定、現金及び預金は139億円と豊富。成長投資を積極化
(2) 財務状況
2026年3月期中間期末の流動資産は118,555百万円(前期末比231百万円増)となったが、主に現金及び預金の増加376百万円、受取手形、売掛金及び契約資産(電子記録債権を含む)の増加1,269百万円、棚卸資産の増加456百万円などによる。棚卸資産の増加について同社は、「事業成長に伴う適正な在庫調整によるものであり、前向きな在庫増と考えている」と述べている。固定資産は12,068百万円(同230百万円増)となったが、有形固定資産の増加146百万円、無形固定資産の減少113百万円、投資その他の資産の増加196百万円などによる。無形固定資産(3,556百万円)のうち、「のれん」が2,462百万円と大部分を占めているが、これはベラダティの子会社化によるものだ。これらの結果、資産合計は130,623百万円(同461百万円増)となった。
一方で、負債合計は77,862百万円(前期末比678百万円増)となったが、主に流動負債のうち、支払手形及び買掛金(電子記録債務を含む)の減少2,384百万円、短期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)の増加7,933百万円、固定負債のうち、長期借入金の減少2,463百万円などによる。純資産合計は52,761百万円(同216百万円減)となったが、配当金支払いに伴う利益剰余金の減少95百万円、為替換算調整勘定の減少189百万円などによる。この結果、2026年3月期中間期末の自己資本比率は38.8%(前期末は39.0%)となった。
(3) キャッシュ・フローの状況
2026年3月期中間期の営業活動によるキャッシュ・フローは2,957百万円の支出となった。主な収入科目は、税金等調整前中間期純利益の計上1,982百万円、減価償却費の計上238百万円などで、主な支出科目は、売上債権の増加1,732百万円、棚卸資産の増加451百万円、仕入債務の減少1,643百万円などである。
投資活動によるキャッシュ・フローは、653百万円の支出となったが、主に有形固定資産の取得による支出303百万円、無形固定資産の取得による支出140百万円による。財務活動によるキャッシュ・フローは4,862百万円の収入となったが、主な収入科目は長短借入金の増加5,925百万円などで、主な支出科目は配当金の支払額946百万円などである。この結果、現金及び現金同等物は1,048百万円の増加となり、2026年3月期中間期末残高は13,910百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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1. 2026年3月期中間期の業績概要
(1) 損益状況
萩原電気ホールディングス<7467>の2026年3月期中間期の連結業績は、売上高が126,940百万円(前年同期比3.7%減)、営業利益が2,413百万円(同35.3%減)、経常利益が1,973百万円(同38.5%減)、親会社株主に帰属する中間純利益が1,032百万円(同50.1%減)となった。
売上高は、デバイス事業で主要顧客である自動車関連顧客の生産調整(特に第1四半期)の影響を受け減収となったが、これは期初から予想されていたことなので特段の驚きはない。ソリューション事業は設備投資需要を取り込み増収となった。
損益面では、売上総利益率が前期の8.0%から7.8%へ低下したが、これは主に為替の影響や商流変更に伴う在庫評価減による。この結果、売上総利益額は9,952百万円(同5.3%減)となった一方で、販管費は、継続的に人の採用を増やしていることや新規分野への先行投資を継続したことなどから同11.1%増となり、営業利益は大幅減益となった。営業減益となったが、当初から予想されていた範囲内であり、2025年8月8日に公表した予想数値を上回った。
財務基盤は安定、現金及び預金は139億円と豊富。成長投資を積極化
(2) 財務状況
2026年3月期中間期末の流動資産は118,555百万円(前期末比231百万円増)となったが、主に現金及び預金の増加376百万円、受取手形、売掛金及び契約資産(電子記録債権を含む)の増加1,269百万円、棚卸資産の増加456百万円などによる。棚卸資産の増加について同社は、「事業成長に伴う適正な在庫調整によるものであり、前向きな在庫増と考えている」と述べている。固定資産は12,068百万円(同230百万円増)となったが、有形固定資産の増加146百万円、無形固定資産の減少113百万円、投資その他の資産の増加196百万円などによる。無形固定資産(3,556百万円)のうち、「のれん」が2,462百万円と大部分を占めているが、これはベラダティの子会社化によるものだ。これらの結果、資産合計は130,623百万円(同461百万円増)となった。
一方で、負債合計は77,862百万円(前期末比678百万円増)となったが、主に流動負債のうち、支払手形及び買掛金(電子記録債務を含む)の減少2,384百万円、短期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)の増加7,933百万円、固定負債のうち、長期借入金の減少2,463百万円などによる。純資産合計は52,761百万円(同216百万円減)となったが、配当金支払いに伴う利益剰余金の減少95百万円、為替換算調整勘定の減少189百万円などによる。この結果、2026年3月期中間期末の自己資本比率は38.8%(前期末は39.0%)となった。
(3) キャッシュ・フローの状況
2026年3月期中間期の営業活動によるキャッシュ・フローは2,957百万円の支出となった。主な収入科目は、税金等調整前中間期純利益の計上1,982百万円、減価償却費の計上238百万円などで、主な支出科目は、売上債権の増加1,732百万円、棚卸資産の増加451百万円、仕入債務の減少1,643百万円などである。
投資活動によるキャッシュ・フローは、653百万円の支出となったが、主に有形固定資産の取得による支出303百万円、無形固定資産の取得による支出140百万円による。財務活動によるキャッシュ・フローは4,862百万円の収入となったが、主な収入科目は長短借入金の増加5,925百万円などで、主な支出科目は配当金の支払額946百万円などである。この結果、現金及び現金同等物は1,048百万円の増加となり、2026年3月期中間期末残高は13,910百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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