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日経225先物は11時30分時点、前日比160円高の3万7660円(+0.42%)前後で推移。寄り付きは3万7440円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万7435円)にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まった。ただし、現物の寄り付き時につけた3万7330円を安値に上昇に転じると、終盤にかけて3万7720円まで買われる場面もみられた。
日経225先物は下落して始まったが、売り一巡後はロング優勢の動きをみせており、一時25日移動平均線(3万7690円)を上回った。同線では強弱感が対立する形となり、その後は同線を下回っての推移をみせているが、抵抗線として意識されるようだと後場は持ち高調整の動きが優勢になりそうである。一方で、25日線水準での底堅さがみられるようだと、終盤にかけてショートカバーを誘う形に向かう可能性はあるだろう。
NT倍率は先物中心限月で13.49倍に低下し、2020年4月以来の13.50倍を下回ってきた。節目の13.50倍を下回ったことで、いったんはボトム形成が意識されてくる可能性はありそうだが、NTショートに振れやすい状況が続きそうだ。ソフトバンクグループ<9984>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]が堅調な半面、アドバンテスト<6857>[東証P]が弱い値動きで推移しており、NTロングは入りにくい。
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