株価指数先物【寄り前】 ショートが入りやすいが、押し目狙いのロング対応に

配信元:株探
投稿:2026/01/07 08:14

大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 52050 -640 (-1.21%)
TOPIX先物 3507.0 -43.0 (-1.21%)
シカゴ日経平均先物 52065 -625
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 6日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。NYダウとS&P500指数は史上最高値を更新した。世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2026」が米ラスベガスで開幕し、アマゾン・ドット・コムが生成AIを使った音声アシスタント「アレクサプラス」を発表するなかで、半導体・AI関連銘柄の一角に買いが入った。一方で、ベネズエラ情勢を巡る不透明感は根強く、ベネズエラの石油インフラを巡る思惑で前日に大きく買われたシェブロンが売られ、ディフェンシブ株などに資金が流れた。フィラデルフィア半導体株(SOX)指数は2%を超える上昇で3日続伸だった。

 NYダウ構成銘柄ではアマゾン・ドット・コムのほか、アムジェン、セールスフォース、IBM、シャーウィン・ウィリアムズ、ユナイテッドヘルス・グループが買われた。半面、シェブロン、アップル、トラベラーズ、エヌビディア、シスコシステムズが軟調。

 シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比625円安の5万2065円だった。日経225先物(3月限)のナイトセッションは日中比40円安の5万2650円で始まった。寄り付きを高値に下へのバイアスが強まり、売り一巡後は5万2050円~5万2200円辺りで保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にレンジを切り下げ、5万1960円と5万2000円台を割り込む場面もみられた。終盤にかけては5万2000円~5万2100円辺りで推移し、日中比640円安の5万2050円でナイトセッションを終えた。

 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まりそうだ。ただ、直近2日間で2190円上昇し、ボリンジャーバンドの+3σを上回ってきたことで、短期的な過熱感は警戒されやすいところであった。バンドは上向きで推移しており+2σは5万2110円、+3σが5万2940円まで切り上がってきている。+2σを下回ってきたが、同水準での底堅さを見極めつつ、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

 中国は6日、軍事目的に使用可能な品目の日本への輸出を禁止すると発表した。日本経済に打撃を与える可能性があると伝えられるなか、ショートを誘いやすくなるだろう。ただ、週足のチャート形状では昨年11月中旬以降、上値を抑えられていた+1σ(5万1510円)を突破し、+2σ(5万2750円)に接近している。

 週足の+1σが支持線として意識されやすく、5万2000円を割り込んだとしても、リスク回避を強める動きにはならないとみておきたい。一方で、昨年11月4日につけた高値(5万2740円)が射程に入っていることで、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。そのため、オプション権利行使価格の5万1875円から5万2625円辺りのレンジを想定する。

 6日の米VIX指数は14.75(5日は14.90)に低下した。15.21まで上昇する場面もみられたが、下向きで推移する25日移動平均線(15.44)が抵抗線として機能している状況であり、リスク選好が継続しそうだ。

 昨日のNT倍率は先物中心限月で14.84倍に低下した。支持線として意識されていた75日線(14.87倍)を下抜け、一時14.78倍まで下げて25日線(14.80倍)を下回る場面もみられた。ただ、その後は25日線水準で下げ渋る動きとなり、再び75日線を上回ってくるかを見極めたいところである。

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