NY債券:米長期債相場は弱含み、米中関係の一段の悪化は回避されるとの見方も
配信元:フィスコ
投稿:2025/10/18 06:14
*06:14JST NY債券:米長期債相場は弱含み、米中関係の一段の悪化は回避されるとの見方も
17日の米国長期債相場は弱含み。トランプ米大統領は米中関係について「我々は中国との対話を望んでいる」、「対中貿易交渉は順調に進んでいる」、「対中高率関税は持続不可能」などの見方を伝えたことから、安全逃避的な債券買いはやや縮小した。ただ、10月と12月に追加利下げが行われることを市場は高い確率で予想しているため、押し目買いも観測された。米連邦政府の一部閉鎖は17日目に入ったが、米議会で予算成立のめどは立っていない。イールドカーブはフラットニング気配で推移。
CMEのFedWatchツールによると、17日時点で12月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が3.50-3.75%以下となる確率は100%程度。2026年1月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が3.25-3.50%以下となる確率は56%程度。10年債利回りは3.957%近辺で取引を開始し、3.934%近辺まで低下したが、米国市場の中盤にかけて4.015%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて4.009%近辺で推移。
イールドカーブはフラットニング気配。2年-10年は54.90bp近辺、2-30年は114.50bp近辺で引けた。2年債利回りは3.46%(前日比:+4bp)、10年債利回りは4.01%(前日比+4bp)、30年債利回りは、4.61%(前日比:+3bp)で取引を終えた。
<MK>
CMEのFedWatchツールによると、17日時点で12月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が3.50-3.75%以下となる確率は100%程度。2026年1月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が3.25-3.50%以下となる確率は56%程度。10年債利回りは3.957%近辺で取引を開始し、3.934%近辺まで低下したが、米国市場の中盤にかけて4.015%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて4.009%近辺で推移。
イールドカーブはフラットニング気配。2年-10年は54.90bp近辺、2-30年は114.50bp近辺で引けた。2年債利回りは3.46%(前日比:+4bp)、10年債利回りは4.01%(前日比+4bp)、30年債利回りは、4.61%(前日比:+3bp)で取引を終えた。
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