*08:09JST 今日の為替市場ポイント:日銀10月利上げ観測後退で円売り縮小の可能性低い
7日のドル・円は、東京市場では150円24銭から150円71銭まで上昇。欧米市場では150円53銭まで売られた後、152円04銭まで上昇し、151円92銭で取引終了。本日8日のドル・円は主に152円を挟んだ水準で推移か。日本銀行による10月利上げ観測は後退しており、リスク選好的な円売りがただちに縮小する可能性は低いとみられる。
米ニューヨーク連銀が10月7日発表した9月消費者調査で雇用市場の将来に対する懸念が高まっていることが判明した。一方、短期的なインフレ期待は悪化していることが確認された。調査結果によると、1年後の失業率が上昇するとの見方が8月調査を上回った。また、1年先のインフレ期待は3.4%、5年先のインフレ期待は3.0%でいずれも8月から上昇。インフレ持続と雇用情勢の悪化は米ドルや株式にとっての悪材料となり得るが、日本銀行による10月利上げ観測の後退や高市政権下における財政拡張的な経済政策への思惑で円売りが拡大しているため、リスク回避的な米ドル売りは抑制されている。ただ、急激な円安に対する懸念も浮上しており、足元の米ドル・円相場は不安定な状態が続く可能性がある。
<CS>
米ニューヨーク連銀が10月7日発表した9月消費者調査で雇用市場の将来に対する懸念が高まっていることが判明した。一方、短期的なインフレ期待は悪化していることが確認された。調査結果によると、1年後の失業率が上昇するとの見方が8月調査を上回った。また、1年先のインフレ期待は3.4%、5年先のインフレ期待は3.0%でいずれも8月から上昇。インフレ持続と雇用情勢の悪化は米ドルや株式にとっての悪材料となり得るが、日本銀行による10月利上げ観測の後退や高市政権下における財政拡張的な経済政策への思惑で円売りが拡大しているため、リスク回避的な米ドル売りは抑制されている。ただ、急激な円安に対する懸念も浮上しており、足元の米ドル・円相場は不安定な状態が続く可能性がある。
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