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日経225先物は11時30分時点、前日比610円高の3万9570円(+1.56%)前後で推移。寄り付きは3万9350円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万9275円)を上回って始まった。開始直後につけた3万9320円を安値にロングの勢いが強まり、中盤にかけて節目の3万9500円に乗せると、終盤には一時3万9650円まで上げ幅を広げた。
日経225先物は25日移動平均線(3万9280円)を上回って始まり、ボリンジャーバンドの+1σ(3万9770円)に接近してきた。節目の3万9500円回復後も強い基調を継続しているため、ショートカバーが入りやすい需給状況である。短期的には過熱感が意識されやすいほか、13週線(3万9710円)接近で利食いに伴うロング解消の動きも入りやすいだろう。ただし、同水準を明確に上抜けてくると、4万円を意識した上へのバイアスが強まると考えられ、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。
NT倍率は先物中心限月で14.44倍に上昇した。75日線(14.36倍)を上回って始まり、一時14.47倍まで上げてきた。ソフトバンクグループ<9984>[東証P]の上昇率が9%を超えたほか、アドバンテスト<6857>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]などが日経平均型を牽引している。1月9日につけた戻り高値(14.48倍)接近でいったんはNTロングを巻き戻す動きはありそうだが、軟化する場面ではNTロングの組成に向かわせそうだ。
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