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東宝のニュース
■今週の相場ポイント
1.日経平均は3週ぶり反発、一時4万円台に
2.週明け軟調スタート、米関税に警戒根強く
3.海外企業の決算に日本株左右される場面も
4.ディスコ大幅安、4-9月期減益予想を嫌気
5.3連休前で様子見、参院選の動向にも注目
■週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比249円(0.6%)高の3万9819円と、3週ぶりに上昇した。
今週は国内外の大手半導体関連企業の決算発表があり、その内容に投資家の視線が集中。主力の半導体製造装置関連を中心に日本株全体が左右される場面があった。他方で参院選を控え様子見ムードは強く、前週に続き方向感に乏しい地合いが続いた。
14日(月)の東京株式市場は下落。トランプ米政権が欧州連合(EU)へ30%の関税を課すと表明したことを受け、前週末の欧州株市場はほぼ全面安に。米関税への警戒感は根強く、同日の米国株市場も上値の重い展開だった。この流れを引き継ぎ、週明けの東京市場も買い気が盛り上がらなかった。15日(火)は反発。前日終値を挟んでもみ合い、はっきりとしない地合いだったが、大引けにかけて先物を絡めたインデックス買いが流入し全体相場に浮揚力が働いた。米エヌビディア
■来週のポイント
来週は20日に行われる参院選の結果の見極めがポイントになりそうだ。自民党の苦戦が予想されているが、どの程度の議席減となるかによっても市場の反応が変わるかもしれない。外部環境では引き続き米関税政策によって振らされる展開に注意したい。
重要イベントとしては、国内では特になし。海外では21日に発表される中国7月最優遇貸出金利、米国6月コンファレンス・ボード景気先行指数、22日に発表されるパウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長発言、23日に発表される24日に発表されるECB(欧州中央銀行)政策金利、米国6月新築住宅販売件数に注視が必要だろう。
■日々の動き(7月14日~7月18日)
【↓】 7月14日(月)―― 3日続落、米関税政策への警戒感から売り優勢
日経平均 39459.62( -110.06) 売買高14億9604万株 売買代金 3兆6610億円
【↑】 7月15日(火)―― 4日ぶり反発、輸出関連が買われ高値引け
日経平均 39678.02( +218.40) 売買高15億7680万株 売買代金 4兆1219億円
【↓】 7月16日(水)―― 小反落、半導体株が上昇も終盤値を消す
日経平均 39663.40( -14.62) 売買高15億6937万株 売買代金 4兆3945億円
【↑】 7月17日(木)―― 反発、TSMCの決算好感し3万9900円台回復
日経平均 39901.19( +237.79) 売買高16億729万株 売買代金 4兆981億円
【↓】 7月18日(金)―― 反落、一時4万円回復も半導体株下落響く
日経平均 39819.11( -82.08) 売買高14億8535万株 売買代金 4兆45億円
■セクター・トレンド
(1)全33業種中、18業種が値下がり
(2)値下がり率トップはJFE <5411> など鉄鋼
(3)輸出株は日立 <6501> など電機、HOYA <7741> など精密機器が買われたがホンダ <7267> など自動車は売られた
(4)内需株はまちまち。東宝 <9602> など情報通信、東洋水 <2875> など食料品が高く、三井不 <8801> など不動産は安い
(5)金融株もまちまち。T&D <8795> など保険、SBI <8473> など証券が堅調だが三菱UFJ <8306> など銀行は値下がり
(6)上昇率トップはフジクラ <5803> など非鉄
■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(1) データセンター
2(5) 下水道
3(6) 人工知能 ── 「ジーニアック」第3期スタートで国産LLM開発加速へ
4(2) 半導体
5(11) 仮想通貨 ── 米国は「クリプトウイーク」突入で注目度高まる
※カッコは前週の順位
株探ニュース
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