飯野海運 <9119> [東証Ｐ] が10月31日後場(14:00)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比26.4％減の65.8億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の105億円→125億円(前期は173億円)に19.0％上方修正し、減益率が39.5％減→28.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比29.7％減の59.1億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の44円→48円(前期は58円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比73.2％増の43.9億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の12.7％→11.2％に低下した。

株探ニュース