4,291円
三井物産のニュース

同プロジェクト概観
インドネシア共和国(以下、「同国」)西パプア州におけるタングーLNGプロジェクト(以下、「同プロジェクト」)の参加各社は、オペレーターであるbpと推進する同プロジェクトにおいて、総額70億米ドルとなるタングーLNG拡張開発計画(英名:Tangguh Ubadari, CCUS, Compression (UCC) Project。以下、「同計画」)の最終投資決定(FID)を実施いたしました。
LNGの重要性が高まるエネルギートランジションの時代において、同計画は天然ガス生産量を約3兆立方フィート増加させることを目指すものであり、本邦を含めたアジア諸国に対するエネルギーの安定供給への寄与が期待されております。
同計画は、既存の同プロジェクト施設を活用した上で、ウバダリガス田の開発、CCUS(注)およびコンプレッサー設置によるガス送圧能力の増強で構成されており、2028年以降、順次生産・稼働を開始する予定です。同計画に含まれるCCUSは、同国初の大規模なものであり、今後の同国におけるCCUS技術の発展に貢献することが期待されます。
(注)Carbon capture, utilization and storageの略。排出されるCO2の回収、利用、貯留による温室効果ガス排出量の削減を図る技術。同計画では回収されたCO2を用いてEGR (Enhanced Gas Recovery(天然ガス増産))を行う。
参考情報:プロジェクト概要
現在年間約1,140万トンのLNG生産能力を有するタングーLNG基地は、同国西パプア州ビントゥニ湾に位置し、bpがオペレーターを担うコンソーシアムが、SKK Migas(インドネシア石油ガス上流事業監督執行機関)との生産分与契約に基づき同プロジェクトの操業を請け負っております。同プロジェクトにおける権益構成は以下の通りです。


案件地図
2021年8月30日 インドネシア タングーLNGプロジェクト インドネシア政府機関によるCCUS事業を含む開発計画の承認について
2022年12月23日インドネシア タングーLNGプロジェクト 生産分与契約(PSC)の延長について
2023年10月20日インドネシア タングーLNG拡張プロジェクト 液化天然ガス(LNG)の出荷開始について
この銘柄の最新ニュース
三井物のニュース一覧- 今週の【上場来高値銘柄】三機工、ネクソン、豊田通商など113銘柄 2025/12/20
- 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は反発、ソフトバンクGやアドバンテストが2銘柄で約302円分押し上げ 2025/12/19
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅反発、ソフトバンクGが1銘柄で約157円分押し上げ 2025/12/19
- 本日の【上場来高値更新】 テクノフレ、豊田通商など49銘柄 2025/12/16
- 前場に注目すべき3つのポイント~内需やディフェンシブ株へのシフトを見極め~ 2025/12/16
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
三井物産の取引履歴を振り返りませんか?
三井物産の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。