アトム <7412> [東証Ｓ] が2月7日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常損益(非連結)は5.3億円の赤字(前年同期は6.3億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の11.6億円の黒字→6.7億円の赤字(前期は900万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。ただ、通期の最終損益は従来予想の0.3億円の黒字→0.6億円の黒字(前期は14.7億円の赤字)に2.1倍上方修正した。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益も従来予想の14.8億円の黒字→3.5億円の赤字(前年同期は1.2億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　同時に、期末一括配当は引き続き未定とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常損益は2.1億円の赤字(前年同期は5.2億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-5.9％→-2.6％に大幅改善した。

株探ニュース