3,478円
トヨタ自動車のニュース
■Bガレージ <3180> 1,494円 (+106円、+7.6%)
東証プライムの上昇率6位。ビューティガレージ <3180> [東証P]が3日ぶり急反発。9日の取引終了後、26年4月期の連結業績予想について、営業利益を18億4100万円から15億1000万円(前期比5.3%減)へ、純利益を12億9100万円から10億1100万円(同0.8%減)へ下方修正したが、株価に織り込み済みとしてアク抜け感から買われたようだ。売上高は化粧品・材料が高成長を継続し、380億8000万円から381億8700万円(同13.2%増)へやや上方修正した。ただ、上期に本格稼働を予定していた新物流拠点(柏FC:フルフィルメントセンター)の本格稼働が遅れ、既存物流拠点(柏DC:ディストリビューションセンター)との並行稼働が続いていることから、分割発送による配送費用や注文件数増加に対応するための人材派遣費用など物流関連費用が上振れしていることから利益は下方修正した。なお、同時に発表した10月中間期決算は、売上高184億700万円(前年同期比13.7%増)、営業利益5億3900万円(同16.7%減)、純利益3億5800万円(同18.8%減)だった。
■DOWA <5714> 6,500円 (+384円、+6.3%)
東証プライムの上昇率8位。DOWAホールディングス <5714> [東証P]が急反発。SMBC日興証券が9日付で投資評価を「2(中立)」から「1(アウトパフォーム)」へ、目標株価を5500円から7400円へ引き上げたことが材料視された。同証券によると、高収益を稼いできたPCB処理が2027年3月で終了予定であることや、銀粉の赤字が拡大している点を指摘。ただ、それ以上に貴金属市況の上昇が全社業績を牽引するだろうとの見方を示した。
■北海電 <9509> 1,064円 (+53円、+5.2%)
東証プライムの上昇率10位。北海道電力 <9509> [東証P]が8日ぶり急反発。前日まで7営業日続落していたが、10日は8日ぶりに満を持して切り返す展開となった。北海道の鈴木直道知事が、10日行われた道議会で、泊原発3号機の再稼働に同意する考えを表明したことが伝わった。ラピダスが北海道千歳市に巨大工場を建設し、2027年度をメドに最先端半導体の量産を目指しており、将来的に電力需要の急増が想定される。これに対応する形で27年早期の運転再開に向け一歩前進した格好となっていた。市場では「北海道はラピダス効果による経済活性化の恩恵も享受する可能性が高く、中期的に北海電への見直し買いを誘導することも考えられる」(中堅証券ストラテジスト)という指摘が出ていた。
■アスカネット <2438> 365円 (+18円、+5.2%)
アスカネット <2438> [東証G]が3日ぶり急反発。9日取引終了後、上期(5-10月)連結決算を発表した。売上高は33億1700万円(前年同期比2.5%減)だった一方、営業利益は3100万円(同97.8%増)となった。遺影写真の加工を手掛けるフューネラル事業、写真集の作成・販売を行うフォトブック事業とも売上高はやや冴えなかった。ただ、フォトブック事業で価格改定による効果があり、これが全体の利益を押し上げる格好となった。利益増を好感した買いが入った。
■TOTO <5332> 4,310円 (+199円、+4.8%)
TOTO <5332> [東証P]が大幅反発。同社は9日、温水洗浄便座「ウォシュレット」の累計出荷台数が11月に7000万台を突破したと発表。海外で売り上げが伸長していることが買い手掛かりとなったようだ。ウォシュレットの海外販売は、1980年代後半にアメリカからスタートした。その後100カ国以上で発売し、中国や米州、アジア・オセアニア、欧州を中心に需要が増加。現在は普及期に入り、ソーシャルメディアの発達やインバウンドの増加による追い風、新型コロナウイルスの感染拡大後の清潔意識の急速な高まりで売り上げが大幅に伸びているという。
■リボミック <4591> 77円 (+3円、+4.1%)
リボミック <4591> [東証G]が大幅続伸。9日の取引終了後、慈恵大学及び関西医科大学と光免疫療法に関する共同研究契約を締結したと発表したことが好材料視された。同社では、23年9月に慈恵大学と共同研究契約を締結し、アプタマーの光免疫療法への応用可能性を検討してきたが、培養細胞を用いた試験で有望な成果が得られたことを受けて、次段階となる動物試験の推進と研究体制の更なる強化を目指し関西医科大学を加えた3者共同研究契約を締結した。なお、共同研究契約締結により、リボミックから両大学へ研究費の支払いが発生するものの、同件が業績に及ぼす影響は軽微としている。
■三菱マ <5711> 3,342円 (+126円、+3.9%)
三菱マテリアル <5711> [東証P]が大幅反発。ロンドン金属取引所(LME)で銅価格(3ヵ月先物)が8日に一時1トン=1万1771ドルに上昇し、連日で過去最高値を更新したことが好材料視された。9月に発生したインドネシアのグラスバーグ鉱山の事故の影響により、銅鉱石の供給懸念が生じていることが価格上昇の背景にあるとされる。銅価格の上昇は業績に直結するだけに、非鉄株が買われた。なお、9日のLME銅価格は反落しているが、10日付の日本経済新聞朝刊で「非鉄金属の国際価格が上昇している」と報じられたことが関連銘柄物色に火をつけた側面もあるようだ。
■物語コーポ <3097> 4,440円 (+105円、+2.4%)
物語コーポレーション <3097> [東証P]が3日ぶり反発。9日取引終了後、11月度の月次動向を発表した。既存店売上高(国内直営店とフランチャイズ店の合計)は前年同月比6.7%増と、3ヵ月ぶりにプラスに転じた。全店ベースでは同15.7%増だった。これが好感された。
■イズミ <8273> 2,984円 (+62円、+2.1%)
イズミ <8273> [東証P]が反発。9日の取引終了後に、2月28日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表したことが好感された。投資単位当たりの金額を引き下げることで、株式の流動性の向上と投資家層の更なる拡大を図ることを目的としている。
■クミアイ化 <4996> 705円 (+14円、+2.0%)
クミアイ化学工業 <4996> [東証P]が3日続伸。10日午後3時ごろに集計中の25年10月期連結業績について、売上高が従来予想の1690億円から1704億円(前の期比5.8%増)へ、営業利益が100億円から105億円(同7.5%減)へ、純利益が35億円から43億円(同68.4%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好材料視された。農薬及び農業関連事業における出荷増に加えて、為替レートが想定よりも円安で推移したことにより為替差損が減少したことが要因としている。
■コンドー <7438> 1,518円 (+28円、+1.9%)
コンドーテック <7438> [東証P]が反発。9日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、オーストリアに拠点を置く投資ファンドのタドラナ・マネジメント・ウンド・アセット社の株式保有割合が5.01%と、新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は純投資で、報告義務発生日は12月2日となっている。
■トヨタ <7203> 3,116円 (+50円、+1.6%)
トヨタ自動車 <7203> [東証P]が3日続伸。また、同社系列の自動車部品最大手デンソー <6902> [東証P]やアイシン <7259> [東証P]などへの買いも目立った。足もとで米長期金利の水準が切り上がっていたことに加え、国内新発10年債利回りが上昇一服、これを受け外国為替市場ではドル買い・円売りの動きを誘発していた。目先1ドル=157円台目前まで円安が進行しており、為替感応度の高い自動車セクターへの投資資金シフトを促していた。トヨタは26年3月期通期想定為替レートが1ドル=146円で、実勢よりも10円あまり円高で設定されており、為替による収益メリットが大きいとみられる。
※10日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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