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<注目銘柄>=ワコム、事業構造改革効果でブランド製品事業が復調
ワコム<6727.T>が約3年半ぶりとなる株価4ケタを射程に捉えている。業績面での不安材料が薄れている一方、株価はPER13倍台と割安感が感じられる。株価4ケタ台での活躍余地は十分だ。
同社は、クリエイター向けのペンタブレット製品や、他社のスマートフォンやタブレット向け電子ペンシステムの提供が主な事業。注目したいのは、クリエイターや法人向けに自社ブランドで完成品を提供するブランド製品事業の復調だ。
前期までに実施した商品ポートフォリオの見直しや販路の最適化、組織変革など構造改革の効果により固定費が削減され、26年3月期第1四半期で同事業の営業利益は4億5000万円(前年同期8億8000万円の赤字)と10四半期ぶりに黒字転換。通期でも黒字着地の公算が大きい。同時に新製品投入を強化した効果も期待でき、過去3年間にわたり売上高が減少した同事業の売り上げモメンタムの反転も期待できる。これらは今後の業績動向に大きく貢献しよう。
26年3月期通期業績予想は、営業利益115億円(前期比12.6%増)を見込むが、ブランド製品事業の黒字化が牽引役として期待されている。また、27年3月期以降も同事業の新製品発売効果などで増益を維持するとみられており、一方のテクノロジーソリューション事業の回復次第では大幅増益の可能性も十分にある。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は、クリエイター向けのペンタブレット製品や、他社のスマートフォンやタブレット向け電子ペンシステムの提供が主な事業。注目したいのは、クリエイターや法人向けに自社ブランドで完成品を提供するブランド製品事業の復調だ。
前期までに実施した商品ポートフォリオの見直しや販路の最適化、組織変革など構造改革の効果により固定費が削減され、26年3月期第1四半期で同事業の営業利益は4億5000万円(前年同期8億8000万円の赤字)と10四半期ぶりに黒字転換。通期でも黒字着地の公算が大きい。同時に新製品投入を強化した効果も期待でき、過去3年間にわたり売上高が減少した同事業の売り上げモメンタムの反転も期待できる。これらは今後の業績動向に大きく貢献しよう。
26年3月期通期業績予想は、営業利益115億円(前期比12.6%増)を見込むが、ブランド製品事業の黒字化が牽引役として期待されている。また、27年3月期以降も同事業の新製品発売効果などで増益を維持するとみられており、一方のテクノロジーソリューション事業の回復次第では大幅増益の可能性も十分にある。(仁)
出所:MINKABU PRESS
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