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前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は42000円処での底堅さを見極め~
*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は42000円処での底堅さを見極め~
4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■日経平均は42000円処での底堅さを見極め
■総合商研、25/7上方修正 営業利益 3.51億円←2.60億円
■前場の注目材料:旭化成、ミリ波レーダーモジュールを12月量産、アンテナ一体型
■日経平均は42000円処での底堅さを見極め
4日の日本株市場は、買い先行で始まった後は42000円処での底堅さを見極めながらの相場展開になりそうだ。3日の米国市場はNYダウが24ドル安、ナスダックは218ポイント高だった。7月の米雇用動態調査(JOLTS)が予想を下回ったほか、地区連銀経済報告(ベージュブック)で景気の減速が明らかになり重荷となった。一方で、グーグルを運営するアルファベットは反トラスト法訴訟で、「クローム」売却を求めた司法省の提案を米連邦地裁が退けたことが好感された。アップルも買われ、ハイテクの一角が堅調。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の42110円、円相場は1ドル=148円10銭台で推移している。
日経225先物のナイトセッションは一時41920円まで売られる場面もみられたが、終盤にかけてショートカバーが強まり、節目の42000円を上回って終えている。同水準での押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられ、日経平均株価においても42000円水準での底固めが意識されそうである。また、米国ではアルファベットやアップルの上昇が目立っていたこともあり、足もとで弱い値動きが続いている指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下支えになりそうだ。
一方で、自民党の麻生最高顧問は昨日、総裁選挙の実施を求める考えを明らかにした。実施を求める国会議員は8日までに書面を提出することになっているため、この動きを見守ることなる。そのため、積極的な売買は手控えられやすく、全体としてはこう着感の強い相場展開が見込まれる。
赤沢経済再生担当大臣は、きょうから訪米し、トランプ関税をめぐる直接協議に臨む。米国側は自動車関税などを引き下げる大統領令に署名する見通しであることが伝えられており、トヨタ<7203>など自動車株への買い戻しの動きが意識されそうである。また、昨日は銀行など金融セクターに利食いの動きがみられていたこともあり、リバランスの動きが続くかを見極める必要がありそうだ。
■総合商研、25/7上方修正 営業利益 3.51億円←2.60億円
総合商研<7850>は2025年7月期業績予想の修正を発表。売上高は158.00億円から162.36億円、営業利益を2.60億円から3.51億円に上方修正した。本州エリアにおいて、新規取引先等からの商業印刷の新規受注が想定よりも好調に推移したことに加え、収益性の高い店頭販促資材の受注増や、年賀状印刷事業等におけるコスト削減が堅調に進んだことから、売上高および各段階利益が前回予想を上回る見込みとなった。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(21497.73、+218.10)
・シカゴ日経225先物は上昇(42110、+100)
・VIX指数は低下(16.35、-0.82)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・旭化成<3407>ミリ波レーダーモジュールを12月量産、アンテナ一体型
・ウシオ電機<6925>半導体中間基板の共創基盤、レゾナックなどと27社で参画
・FRONTEO<2158>塩野義製薬と頭の健康度をAI判定
・ニデック<6594>不適切会計の疑い、第三者委員会設置
・日揮HD<1963>核融合発電実現、日米で連携加速、日系12社、CFSに出資
・住友商事<8053>SMBCアビエーションなどと4社で、米エアリースを1兆円で買収
・住友ゴム工業<5110>東北大学と合成ゴム内部の伸長結晶分布をナノ単位で可視化
・日精樹脂工業<6293>インドに射出機工場、電動式を生産、部品現地調達
・アネスト岩田<6381>インドに圧縮機新工場、オイル式拡販
・NITTOKU<6145>インドに巻線機販社、第一実業と合弁
・富士通<6702>AIネットワークで攻勢、子会社が米アークスと連携
・JCU<4975>車向け表面処理薬品新ブランド立ち上げ、環境負荷低減
・アシックス<7936>TDKと運動選手の能力向上、共同で動作解析
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:30 豪・7月貿易収支(予想:+49億ドル、6月:+53.65億ドル) <ST>
■日経平均は42000円処での底堅さを見極め
■総合商研、25/7上方修正 営業利益 3.51億円←2.60億円
■前場の注目材料:旭化成、ミリ波レーダーモジュールを12月量産、アンテナ一体型
■日経平均は42000円処での底堅さを見極め
4日の日本株市場は、買い先行で始まった後は42000円処での底堅さを見極めながらの相場展開になりそうだ。3日の米国市場はNYダウが24ドル安、ナスダックは218ポイント高だった。7月の米雇用動態調査(JOLTS)が予想を下回ったほか、地区連銀経済報告(ベージュブック)で景気の減速が明らかになり重荷となった。一方で、グーグルを運営するアルファベットは反トラスト法訴訟で、「クローム」売却を求めた司法省の提案を米連邦地裁が退けたことが好感された。アップルも買われ、ハイテクの一角が堅調。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の42110円、円相場は1ドル=148円10銭台で推移している。
日経225先物のナイトセッションは一時41920円まで売られる場面もみられたが、終盤にかけてショートカバーが強まり、節目の42000円を上回って終えている。同水準での押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられ、日経平均株価においても42000円水準での底固めが意識されそうである。また、米国ではアルファベットやアップルの上昇が目立っていたこともあり、足もとで弱い値動きが続いている指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下支えになりそうだ。
一方で、自民党の麻生最高顧問は昨日、総裁選挙の実施を求める考えを明らかにした。実施を求める国会議員は8日までに書面を提出することになっているため、この動きを見守ることなる。そのため、積極的な売買は手控えられやすく、全体としてはこう着感の強い相場展開が見込まれる。
赤沢経済再生担当大臣は、きょうから訪米し、トランプ関税をめぐる直接協議に臨む。米国側は自動車関税などを引き下げる大統領令に署名する見通しであることが伝えられており、トヨタ<7203>など自動車株への買い戻しの動きが意識されそうである。また、昨日は銀行など金融セクターに利食いの動きがみられていたこともあり、リバランスの動きが続くかを見極める必要がありそうだ。
■総合商研、25/7上方修正 営業利益 3.51億円←2.60億円
総合商研<7850>は2025年7月期業績予想の修正を発表。売上高は158.00億円から162.36億円、営業利益を2.60億円から3.51億円に上方修正した。本州エリアにおいて、新規取引先等からの商業印刷の新規受注が想定よりも好調に推移したことに加え、収益性の高い店頭販促資材の受注増や、年賀状印刷事業等におけるコスト削減が堅調に進んだことから、売上高および各段階利益が前回予想を上回る見込みとなった。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(21497.73、+218.10)
・シカゴ日経225先物は上昇(42110、+100)
・VIX指数は低下(16.35、-0.82)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・旭化成<3407>ミリ波レーダーモジュールを12月量産、アンテナ一体型
・ウシオ電機<6925>半導体中間基板の共創基盤、レゾナックなどと27社で参画
・FRONTEO<2158>塩野義製薬と頭の健康度をAI判定
・ニデック<6594>不適切会計の疑い、第三者委員会設置
・日揮HD<1963>核融合発電実現、日米で連携加速、日系12社、CFSに出資
・住友商事<8053>SMBCアビエーションなどと4社で、米エアリースを1兆円で買収
・住友ゴム工業<5110>東北大学と合成ゴム内部の伸長結晶分布をナノ単位で可視化
・日精樹脂工業<6293>インドに射出機工場、電動式を生産、部品現地調達
・アネスト岩田<6381>インドに圧縮機新工場、オイル式拡販
・NITTOKU<6145>インドに巻線機販社、第一実業と合弁
・富士通<6702>AIネットワークで攻勢、子会社が米アークスと連携
・JCU<4975>車向け表面処理薬品新ブランド立ち上げ、環境負荷低減
・アシックス<7936>TDKと運動選手の能力向上、共同で動作解析
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:30 豪・7月貿易収支(予想:+49億ドル、6月:+53.65億ドル) <ST>
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