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日本製鋼所のニュース
<動意株・6日>(前引け)=日製鋼、シンフォニア、ウインテスト
日本製鋼所<5631.T>=異彩高。大陽線を示現し4連騰、13%高と上げ足を加速させ一気に6000円台に乗せてきた。2月は底値模索を余儀なくされていたが、3月に入るや動きを一変させ目を見張る切り返しをみせている。産業機械を主力に手掛けるほか、火力や原子力向け鋳鍛鋼などでも高実績を有する。祖業は兵器の開発・製造であり、国内では現在唯一の大型火砲メーカーということもあって防衛関連株の一角として存在感を高めている。業績も好調だ。24年3月期に営業3割増益を達成したのに続き、25年3月期の同利益は前期比22%増の220億円を予想している。また、トップラインについては23年3月期からピーク売上高を更新中で、25年3月期は前期比7%増の2700億円と3期連続の最高更新を見込んでいる。シンフォニア テクノロジー<6507.T>=上げ足強め4連騰。SMBC日興証券が5日付で同社の投資判断「1(強気)」を据え置き、目標株価を前回の1万400円から1万900円に引き上げたことが材料視されているようだ。レポートでは、同社防衛向けの事業領域は予算が最も増加する分野(スタンド・オフ防衛能力)に当たる上、競争優位性も非常に高いと推測。WFE市場と連動する同社クリーン搬送システム事業への調整懸念もあり、足もとではバリュエーションが防衛関連各社と同程度もしくは下回る水準にあるが、割安感は強く是正されるとみている。
ウインテスト<6721.T>=ストップ高。同社は5日、国内大手の半導体ICメーカーから量産現場向け装置として、汎用ロジックIC検査装置を受注したことを明らかにしており、これが材料視されているようだ。この装置は、テスターインテストヘッド構成を取っており、設計思想として水冷に頼らず空冷を貫きつつ、省電力ながら高速性能を維持し、汎用ロジックIC検査に対応。ウエハー検査そしてファイナルチップ検査に対応する標準インターフェースを搭載し、性能の向上と量産・評価の現場において最適化された機能を持っているという。なお、受注金額は非公表で、今期の通期業績への影響については現在精査中だとしている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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