「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想（最新４８時間）」３１日正午現在でレナサイエンス<4889.T>が「売り予想数上昇」２位となっている。

　レナは昨年１２月２７日を起点とする大相場を形成。１２月２６日終値は２６８円だったが、前日１月３０日のザラ場に２４７４円をつける場面があった。実質１カ月で株価はテンバガーの一歩手前まで暴騰したことになる。しかし、前日は朝方に高値を形成した後は急落し、ウリ気配で値がつかないまま５００円安はストップ安となる１５２５円まで急反落した。きょうも売りが噴出する形で一時４００円近い下落をみせるなど大荒れの展開となっている。同社は東北大学発の創薬ベンチャーであり人工知能（ＡＩ）を活用した医療ソリューションに特長があるが、明確な材料不在のなかでファンダメンタルズから掛け離れた急騰劇を演じており、足もとでその反動が出ている。

出所：MINKABU PRESS