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「インバウンド」が16位にランク、24年の訪日客数は約3687万人と過去最多<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「インバウンド」が16位となっている。
日本政府観光局(JNTO)は15日、2024年通年の訪日外客数が前の年と比べ47.1%増の3686万9900人になったと発表。コロナ禍前の19年との比較では15.6%増で、過去最高だった19年の3188万2049人を約500万人上回り、年間最多を更新した。JNTOでは、桜・紅葉シーズンや夏の学校休暇など、ピークシーズンを中心に各市場が単月での過去最高を更新し、東アジアだけでなく東南アジア、欧米豪・中東においても実数を増やしたことが主な要因だとしている。
また、観光庁が同日に発表した24年通年の訪日外国人旅行消費額(速報)は、前の年に比べ53.4%増の8兆1395億円だった。費目別に構成比をみると、宿泊費が33.6%と最も多く、次いで買い物代(29.5%)、飲食費(21.5%)が続いた。1人当たりの旅行支出は同6.8%増の22万7000円となっている。
円安などを背景にインバウンド(訪日外国人)市場の活況は当面続きそうで、特需が期待される銘柄としては、ワシントンホテル<4691.T>やABホテル<6565.T>といったホテル株、日本航空<9201.T>やANAホールディングス<9202.T>の空運株、JR東日本<9020.T>やJR東海<9022.T>の鉄道株、三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>や高島屋<8233.T>の百貨店株などが挙げられる。
出所:MINKABU PRESS
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