日東製網 <3524> [東証Ｓ] が6月10日大引け後(16:00)に業績修正を発表。25年4月期の連結経常利益を従来予想の5億5000万円→8億2800万円(前の期は8億3600万円)に50.5％上方修正し、減益率が34.2％減→1.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した11-4月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5700万円→3億3500万円(前年同期は3億6300万円)に5.9倍増額し、減益率が84.3％減→7.7％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、漁業関連事業では、定置網部門及び旋網部門、陸上関連事業では、獣害防止ネット等の産業資材部門が堅調に推移し、当初予想をやや上回る見通しとなりました。利益面につきましては、陸上関連事業の収益改善や漁業子会社の水揚高が好調であったこと等により、営業利益は当初予想を上回る見通しとなりました。また、設備投資を行ったことに対する奨励金収入を営業外収益として計上することになり、経常利益も当初予想を上回る見通しとなりました。それらに伴い、親会社株主に帰属する当期純利益も当初予想を上回る見通しとなりました。