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日経平均株価のニュース
24日の株式相場見通し=反発、米株高受け4万9000円台回復も視野
24日の東京株式市場は主力株中心に買い戻しが利いて日経平均株価はリバンドに転じる公算が大きい。4万9000円台回復を視野に入れる場面も想定される。前日の欧州株市場はほぼ全面高に近い形となり、欧州主要企業の株価をもとに算出したストックス600指数も反発して史上最高値を更新した。上げ幅こそ小さいものの独DAX、仏CAC40いずれも高く、個別企業の決算発表などを手掛かりに投資家の物色意欲は活発だった。米国株市場でもハイテク株を中心に切り返し、NYダウ、ナスダック総合株価指数が揃って上昇した。ナスダック指数のほうは前日の下げ分をほぼ取り返す格好となっている。ここ米国と中国との貿易摩擦が再び激しさを増していたが、トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と30日に韓国で会談する予定にあることが伝わり、投資家の不安心理が後退した。他方、米露間の関係は悪化傾向にあり、この日は米政府がロシアの石油最大手企業などを経済制裁の対象に加えたと発表、原油先物価格が高騰しこれが上値を重くした面がある。ただ、個別ではエクソン・モービル<XOM>、シェブロン<CVX>などエネルギー関連株が買われたほか、エヌビディア<NVDA>をはじめ半導体関連株も強い動きとなり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3日ぶりに大きく切り返した。なお、インテル<INTC>が取引終了後に発表した7~9月期決算が市場コンセンサスを上回り、同社株は時間外で大幅高に買われている。東京市場では米株市場で半導体関連などが再び強調展開となったことで、これを追い風に強気優勢の地合いが予想される。また、企業の決算発表が徐々に本格化するなか、個別株は好業績銘柄を先取りする決算プレーの動きも観測されそうだ。
23日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比144ドル20セント高の4万6734ドル61セントと反発。ナスダック総合株価指数は同201.40ポイント高の2万2941.79だった。
日程面では、きょうは9月の全国消費者物価指数(CPI)、3カ月物国庫短期証券の入札、8月の景気動向指数改定値、9月の全国百貨店売上高など。海外では9月の英小売売上高、10月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値、10月の米PMI速報値、米消費者物価指数(CPI)など。
出所:MINKABU PRESS
23日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比144ドル20セント高の4万6734ドル61セントと反発。ナスダック総合株価指数は同201.40ポイント高の2万2941.79だった。
日程面では、きょうは9月の全国消費者物価指数(CPI)、3カ月物国庫短期証券の入札、8月の景気動向指数改定値、9月の全国百貨店売上高など。海外では9月の英小売売上高、10月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値、10月の米PMI速報値、米消費者物価指数(CPI)など。
出所:MINKABU PRESS
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