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日経平均株価のニュース
東京株式(前引け)=続伸、米ハイテク株高と自民・維新接近で4万8000円台に乗せる
16日前引けの日経平均株価は前営業日比415円40銭高の4万8088円07銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は10億5423万株、売買代金概算は2兆6788億円。値上がり銘柄数は814、対して値下がり銘柄数は715、変わらずは86銘柄だった。
前日の米株式市場ではNYダウは3日ぶりの小反落となった半面、ナスダック総合株価指数は反発。15日発表のオランダの半導体製造装置大手、ASMLホールディング<ASML>の受注実績からAI関連の成長性が改めて意識され、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3%近く上昇した。国内では自民党の高市早苗総裁と日本維新の会の吉村洋文代表の党首会談を経て、両党が連立政権の構築に向けて政策協議を始めることで合意。次期首相に高市総裁が就任する可能性が高まったと受け止められ、これらを背景に投資家のリスク許容度が上向き、主力株に買い戻しが入った。日経平均は寄り付き後に4万8200円台に乗せたものの、朝高後は伸び悩んだ。外為市場でドル円相場が一時1ドル=150円台半ばと円高方向に振れたことは日本株の上値を圧迫し、日経平均は4万8000円を下回る場面があった。
個別銘柄ではソフトバンクグループ<9984.T>が売買代金トップで大幅高。キオクシアホールディングス<285A.T>やソシオネクスト<6526.T>が値を飛ばし、東京エレクトロン<8035.T>やルネサスエレクトロニクス<6723.T>、三菱重工業<7011.T>が堅調。東京電力ホールディングス<9501.T>や阪急阪神ホールディングス<9042.T>、スギホールディングス<7649.T>が株価水準を切り上げ、サイゼリヤ<7581.T>がストップ高に買われた。一方、レーザーテック<6920.T>は朝高後に下げに沈み、任天堂<7974.T>や三井物産<8031.T>が冴えない展開。東宝<9602.T>が下値を探り、ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884.T>がストップ安となった。
出所:MINKABU PRESS
前日の米株式市場ではNYダウは3日ぶりの小反落となった半面、ナスダック総合株価指数は反発。15日発表のオランダの半導体製造装置大手、ASMLホールディング<ASML>の受注実績からAI関連の成長性が改めて意識され、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3%近く上昇した。国内では自民党の高市早苗総裁と日本維新の会の吉村洋文代表の党首会談を経て、両党が連立政権の構築に向けて政策協議を始めることで合意。次期首相に高市総裁が就任する可能性が高まったと受け止められ、これらを背景に投資家のリスク許容度が上向き、主力株に買い戻しが入った。日経平均は寄り付き後に4万8200円台に乗せたものの、朝高後は伸び悩んだ。外為市場でドル円相場が一時1ドル=150円台半ばと円高方向に振れたことは日本株の上値を圧迫し、日経平均は4万8000円を下回る場面があった。
個別銘柄ではソフトバンクグループ<9984.T>が売買代金トップで大幅高。キオクシアホールディングス<285A.T>やソシオネクスト<6526.T>が値を飛ばし、東京エレクトロン<8035.T>やルネサスエレクトロニクス<6723.T>、三菱重工業<7011.T>が堅調。東京電力ホールディングス<9501.T>や阪急阪神ホールディングス<9042.T>、スギホールディングス<7649.T>が株価水準を切り上げ、サイゼリヤ<7581.T>がストップ高に買われた。一方、レーザーテック<6920.T>は朝高後に下げに沈み、任天堂<7974.T>や三井物産<8031.T>が冴えない展開。東宝<9602.T>が下値を探り、ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884.T>がストップ安となった。
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