ドル円、上下動も方向感のない展開に変化なし=NY為替概況
ドル円、上下動も方向感のない展開に変化なし=NY為替概況
きょうのNY為替市場、ドル円は終盤に伸び悩んだものの、156円台半ばまで一時上昇し、東京時間の下げを取り戻していた。今週は日銀の利上げ期待を後退させるニュースが複数伝わり、円安の反応を誘っていたが、利上げ姿勢に変化はないとの報道も伝わり、円は買い戻されていた。ただ、ドル円は方向感のない展開に変化はない。
本日は米新規失業保険申請件数が発表になっていたが、予想ほど増加せず、解雇は依然として低水準に留まっていることが示されていた。アナリストからは「これにより焦点は労働市場ではなくインフレに置かれるべきという見方が強まり、年後半のFRBの利下げを支持する材料となる」との指摘も出ていた。
一方、ドルについてストラテジストは「月末のリバランスがドルに一定の支えを与える可能性はあるが、シグナルは強弱まちまちで、引き続き慎重姿勢を維持する」と述べていた。オプション市場でドルは、方向感を失っている取引が見られており、こうした展開が見られたのは過去5年間で僅か11営業日しかないほど珍しい状況だという。
ユーロドルは1.17ドル台に一時下落。ただ、下押す動きまではない。本日1.1830ドル付近に来ている21日線で上値を抑えられている状況が続ている一方、1.17ドル台半ばの水準は強いサポートとして機能している状況。狭い範囲での値動きが続いている。一方、ユーロ円は一時183円台に下落する場面が見られたものの、184円台に戻した。
ユーロドルは次の展開待ちの状況が続いているが、時間をかければ上昇する理由を見出す可能性が高く、焦点は重要なポイントと見られている1.1850ドルの水準を上抜けるかどうかだとの指摘が出ている。この水準を突破すれば、再度1.20ドルに向かって強気の圧力がさらに強まる可能性もあるという。
ECBは当面金融政策の据え置きが濃厚となっていることから、米国発の材料がカタリストになり、特にFRBが利下げに踏み切るかどうかがポイントとなるという。ユーロに過度に強気になる材料は乏しいものの、少なくともECBの政策金利が当面維持されるとの見通しが明確になっている点は、不確実性の一部を取り除いている。
ポンドドルは終盤に下げ渋ったものの、1.34ドル台に下落。一時1.3445ドル付近まで下落し、200日線に顔合わせしていた。
ポンドドルは1月下旬に1.3850ドルを上回る4年ぶりの高値まで急伸したが、その後は反落し、足元では1.34ドル台で推移している。米大手銀は2026年にドルが総じて上昇すると予想しており、ポンドドルは下落を見込んでいる。年末までに1.24ドルまで下落する可能性も見込んでいるようだ。
英中銀が市場の予想よりも積極的に利下げを行い、年内に3回利下げを実施し、政策金利は3.00%まで低下すると想定。これがポンドを圧迫すると見ている。加えて英国の政治的緊張が再び強まっており、スターマー首相に対するより深刻な困難が生じるリスクにも言及している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
きょうのNY為替市場、ドル円は終盤に伸び悩んだものの、156円台半ばまで一時上昇し、東京時間の下げを取り戻していた。今週は日銀の利上げ期待を後退させるニュースが複数伝わり、円安の反応を誘っていたが、利上げ姿勢に変化はないとの報道も伝わり、円は買い戻されていた。ただ、ドル円は方向感のない展開に変化はない。
本日は米新規失業保険申請件数が発表になっていたが、予想ほど増加せず、解雇は依然として低水準に留まっていることが示されていた。アナリストからは「これにより焦点は労働市場ではなくインフレに置かれるべきという見方が強まり、年後半のFRBの利下げを支持する材料となる」との指摘も出ていた。
一方、ドルについてストラテジストは「月末のリバランスがドルに一定の支えを与える可能性はあるが、シグナルは強弱まちまちで、引き続き慎重姿勢を維持する」と述べていた。オプション市場でドルは、方向感を失っている取引が見られており、こうした展開が見られたのは過去5年間で僅か11営業日しかないほど珍しい状況だという。
ユーロドルは1.17ドル台に一時下落。ただ、下押す動きまではない。本日1.1830ドル付近に来ている21日線で上値を抑えられている状況が続ている一方、1.17ドル台半ばの水準は強いサポートとして機能している状況。狭い範囲での値動きが続いている。一方、ユーロ円は一時183円台に下落する場面が見られたものの、184円台に戻した。
ユーロドルは次の展開待ちの状況が続いているが、時間をかければ上昇する理由を見出す可能性が高く、焦点は重要なポイントと見られている1.1850ドルの水準を上抜けるかどうかだとの指摘が出ている。この水準を突破すれば、再度1.20ドルに向かって強気の圧力がさらに強まる可能性もあるという。
ECBは当面金融政策の据え置きが濃厚となっていることから、米国発の材料がカタリストになり、特にFRBが利下げに踏み切るかどうかがポイントとなるという。ユーロに過度に強気になる材料は乏しいものの、少なくともECBの政策金利が当面維持されるとの見通しが明確になっている点は、不確実性の一部を取り除いている。
ポンドドルは終盤に下げ渋ったものの、1.34ドル台に下落。一時1.3445ドル付近まで下落し、200日線に顔合わせしていた。
ポンドドルは1月下旬に1.3850ドルを上回る4年ぶりの高値まで急伸したが、その後は反落し、足元では1.34ドル台で推移している。米大手銀は2026年にドルが総じて上昇すると予想しており、ポンドドルは下落を見込んでいる。年末までに1.24ドルまで下落する可能性も見込んでいるようだ。
英中銀が市場の予想よりも積極的に利下げを行い、年内に3回利下げを実施し、政策金利は3.00%まで低下すると想定。これがポンドを圧迫すると見ている。加えて英国の政治的緊張が再び強まっており、スターマー首相に対するより深刻な困難が生じるリスクにも言及している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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