根強い円高圧力、ドル円一時152円台 ポンドは弱い英雇用統計で下落=ロンドン為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/02/17 20:52
根強い円高圧力、ドル円一時152円台 ポンドは弱い英雇用統計で下落=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、円買いとポンド安の動き。ポンド安はこの日発表された英雇用統計が弱い内容だったことが背景。市場での英早期利下げ期待が広がり、ポンド売り反応が強まった。ポンドドルは一時1.35台半ばまで下落、ユーロドルは1.18台前半で連れ安、ドル円は153円台前半で下げ渋る動きがみられた。しかし、ポンド売り一巡後は、東京市場からの円高の流れが再燃し、ドル円は152円台後半に安値を更新。ユーロ円やポンド円も安値を広げた。足元では、円高の勢いは落ち着いてきている。欧州株は総じて堅調。ただ、米国とイランの緊張が続いており、原油が再び急騰するなど市場には警戒感もみられている。米株先物・時間外取引はマイナス圏で推移している。

 ドル円は153円付近での取引。東京午前に153.76付近まで買われる場面があったが、その後は売りに押されている。ロンドン序盤には安値を152.70付近に広げた。足元ではやや下げ渋り、153円を挟んだ水準で推移している。欧州株は堅調も、米株先物は軟調。金相場は軟化も、原油相場はイラン情勢の緊迫化で再び上昇。リスク動向はかなり不安定になっている。

 ユーロドルは1.18台前半での取引。東京早朝の1.1852付近を高値に、その後は売りに押された。ロンドン朝方にはポンドドルの下落とともに安値を1.1829付近に広げた。しかし、ロンドン勢は買戻しを進めており、1.1850付近まで反発する場面もあった。ユーロ円はドル円とともに下落。東京午前の182.18付近を高値に、ロンドン序盤には180.82付近まで安値を広げた。その後は181円台前半に下げ渋り。対ポンドではユーロ高の動き。この日発表された2月独ZEW景況感指数は予想外に低下したが目立ったユーロ売り反応は見られなかった。

 ポンドドルは1.35台後半での取引。東京早朝の1.3635付近を高値にロンドン早朝には1.36台割れに接近した。日本時間午後4時に発表された一連の英雇用関連指標は失業率が5年ぶり水準に上昇、賃金の伸び鈍化、雇用者数の増加が予想を下回るなど弱い内容だった。これを受けてポンドドルは1.3610付近から1.3552付近まで急落した。しかし、その後は1.36台に買い戻されるなど荒っぽい値動きになっている。ポンド円は東京午前の209.50付近を高値に売られ、ロンドン早朝には一時207.35付近まで下落した。その後は208円台を一時回復と下げ渋っている。ユーロポンドは0.8691から0.8730付近まで上昇と、ポンド売りが優勢。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

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