円、財政・金利面の圧力と介入リスクの間で揺れる=NY為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/01/24 02:04
 現状の円相場に関して海外のストラテジストから以下のような論評が出ている。円相場は、国内で高まる財政・金利面の圧力と、常に意識される介入リスクの間で揺れている。2月の総選挙を前に消費税減税観測が浮上し、財政懸念から日本国債のタームプレミアムは上昇、円は再び下押しされた。

 地政学リスクによるリスク回避の円高圧力は弱く、円はスイスフランなど安全通貨に出遅れている。一方、円安が進むほど介入リスクが制約となり、口先介入は強化。ドル円が160-162円を超えて無秩序に動けば実弾介入の可能性が高まる状況。

 ただ、原油価格が落ち着いており、家計や消費者物価指数(CPI)への即時的な打撃は過去よりも小さい。介入では持続的な円高は望み薄だが、相場の上限となる心理的な壁を形成する効果はあり、当局の牽制が上値余地を徐々に狭めている。

USD/JPY 157.51 EUR/JPY 185.43
GBP/JPY 214.07 AUD/JPY 108.33

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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