株価指数先物【引け後】 米欧関係を警戒しつつ押し目待ち狙いのロング対応

配信元:株探
投稿:2026/01/21 18:40

大阪3月限
日経225先物 52830 +30 (+0.05%)
TOPIX先物 3597.5 -24.5 (-0.67%)

 日経225先物(3月限)は、前日比30円高の5万2830円で取引を終了。寄り付きは5万2200円とシカゴ日経平均先物(5万2135円)にサヤ寄せする形で、売りが先行した。下へのバイアスが強まるなかで開始直後には5万1850円と、節目の5万2000円を割り込む場面もみられた。ただし、その後は値ごろ感からのロングがショートカバーを誘う形となり、前場終盤にかけてプラス圏を回復し、ランチタイムで5万2890円まで上げ幅を広げた。後場は5万2630円~5万2890円辺りでの保ち合いが続き、小幅ながら5日ぶりに反発した。

 米欧関係の悪化が警戒されてショート優勢で始まり、寄り付き直後には5万1850円まで売られたが、節目の5万2000円を割り込んだことで、リバウンド狙いのロングが入ったようだ。売りが先行して始まったアドバンテスト<6857>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]、レーザーテック<6920>[東証P]など、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角がプラスに転じたことで、先物市場ではショートカバーを誘う形になった面もあるのだろう。

 日経225先物は、朝方の売り一巡後は、オプション権利行使価格の5万2625円から5万2875円の狭いレンジでの推移が続いた。ボリンジャーバンドの+1σ(5万3100円)水準を試す積極的なロングの動きはなかったが、一方でハイテク株の切り返しによってショートを仕掛けにくくさせたようだ。引き続き25日移動平均線(5万1510円)と+1σによるレンジが意識されやすいとみられるが、+1σ近辺での底堅さが続くことでブレイクを狙った動きがありそうだ。

 トランプ米大統領は、世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)で、米国によるグリーンランド取得について語る予定である。講演内容を受けた米国市場の反応に振らされやすいだろうが、衆院解散観測で急伸したリバランスは一巡したとみられ、あらためて高市政権に対する期待感から押し目待ち狙いのロング対応に向かわせそうである。

 NT倍率は先物中心限月で14.68倍に上昇した。一時14.52倍まで下げる場面もみられたが、その後はリバランスにより-2σ(14.56倍)を上回り、-1σ(14.65倍)を突破してきた。-2σ水準がこれまで支持線として機能してきたこともあり、同バンドまでの下げでいったんはNTショートを巻き戻すリバランスが入りやすい水準だった。25日線(14.74倍)辺りを捉えてくると、NTロングへの転換を想定したスプレッド狙いの動きが意識されよう。

 手口面(3月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万5564枚、ソシエテジェネラル証券が1万1759枚、バークレイズ証券が5586枚、サスケハナ・ホンコンが2538枚、ゴールドマン証券が1895枚、JPモルガン証券が1376枚、SBI証券が1177枚、日産証券が1116枚、野村証券が1103枚、松井証券が1055枚だった。

 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が2万2247枚、ABNクリアリン証券が2万1207枚、バークレイズ証券が1万1621枚、JPモルガン証券が7463枚、ゴールドマン証券が4737枚、モルガンMUFG証券が3459枚、HSBC証券が2343枚、サスケハナ・ホンコンが2304枚、野村証券が2101枚、ビーオブエー証券が1343枚だった。

株探ニュース
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