ドル円、158円台で上下動 全体的に様子見気分が続く=NY為替概況
ドル円、158円台で上下動 全体的に様子見気分が続く=NY為替概況
きょうのNY為替市場、ドル円はNY時間に入って買い戻しが出て、一時158円台後半に上昇。この日発表の米新規失業保険申請件数が予想を下回り、労働市場の堅調さを示したことから、ドル高の反応が見られている。ただ、上値を再び積極的に追う動きまではまだ出ない中、158円台に伸び悩んだ。全体的に様子見気分が続いている。
前日は160円をうかがう展開になったことで、同時に介入警戒感も高まり、ロング勢もひとまず後退していた。上値をうかがう展開に変化はなさそうだが、いまのところは様子を見ているようだ。
オプション市場では、ファンド勢が165円を視野に入れた取引を行っているとの指摘も出ている。高市首相が解散総選挙の方針を示しているが、自民党は単独過半数を確保し、財政拡張的な政策に対する新たな信任が得られると見ているという。オプション市場ではコール(買う権利)の取引がプット(売る権利)の2倍余りに達しており、この偏りは、ドル円が2024年7月以来の高値水準まで上昇しているにもかかわらず、強気のバイアスが根強いことを浮き彫りにしている。当時、財務省は介入に踏み切っていた。
一方、介入リスクを受け、ヘッジや投機目的でプットを購入する投資家も出てきているという。前回の介入は2日間に渡って実施され、ドルは初日に161円76銭のピークから最大2.6%下落していた。「介入の可能性に対する懸念から、短期的なドル下振れリスクに備えようとする投資家もいる」との指摘が出ている。
ユーロドルは売りが優勢となり、一時1.16ドルを割り込む場面も見られた。一方、円安の動きが一服している中、ユーロ円は183円台に下落。21日線が183.90円付近に来ており、その水準での推移となっている。
本日は2025年のドイツGDPが発表になっていたが、前年比0.2%増となり、通年で3年ぶりのプラス成長となった。第4四半期も前期比0.2%成長となった。
アナリストは、ドイツの経済指標は国全体の低迷期がついに終わったことを示唆していると評価。回復は製造業が牽引し、政府の投資計画が今年ようやく経済に波及する道筋が見えたという。製造業受注は2025年末の大口受注に支えられており、これが今年の新常態になる可能性があるとも述べている。
ポンドドルも売りが優勢となり,1.33ドル台に下落。1.34ドルちょうど付近に来ている200日線を下回っており、その下は100日線が1.3365ドル付近に来ている。一方、ポンド円は円安の動きが一服する中、212円ちょうど付近まで下落する場面も見られた。21日線が211.35ドル付近に来ており、目先の下値メドとして意識される。
本日は11月の月次の英GDPが公表され、前月比0.3%予想以上の上昇となった。短期的な景気後退を懸念する投資家に安心感を与えた。
アナリストは「11月のGDP回復は心強いが、再加速というよりも安心材料と見ている。2026年の経済成長は引き続き低調に留まると予想され、英中銀は利下げを継続できる」と述べている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
きょうのNY為替市場、ドル円はNY時間に入って買い戻しが出て、一時158円台後半に上昇。この日発表の米新規失業保険申請件数が予想を下回り、労働市場の堅調さを示したことから、ドル高の反応が見られている。ただ、上値を再び積極的に追う動きまではまだ出ない中、158円台に伸び悩んだ。全体的に様子見気分が続いている。
前日は160円をうかがう展開になったことで、同時に介入警戒感も高まり、ロング勢もひとまず後退していた。上値をうかがう展開に変化はなさそうだが、いまのところは様子を見ているようだ。
オプション市場では、ファンド勢が165円を視野に入れた取引を行っているとの指摘も出ている。高市首相が解散総選挙の方針を示しているが、自民党は単独過半数を確保し、財政拡張的な政策に対する新たな信任が得られると見ているという。オプション市場ではコール(買う権利)の取引がプット(売る権利)の2倍余りに達しており、この偏りは、ドル円が2024年7月以来の高値水準まで上昇しているにもかかわらず、強気のバイアスが根強いことを浮き彫りにしている。当時、財務省は介入に踏み切っていた。
一方、介入リスクを受け、ヘッジや投機目的でプットを購入する投資家も出てきているという。前回の介入は2日間に渡って実施され、ドルは初日に161円76銭のピークから最大2.6%下落していた。「介入の可能性に対する懸念から、短期的なドル下振れリスクに備えようとする投資家もいる」との指摘が出ている。
ユーロドルは売りが優勢となり、一時1.16ドルを割り込む場面も見られた。一方、円安の動きが一服している中、ユーロ円は183円台に下落。21日線が183.90円付近に来ており、その水準での推移となっている。
本日は2025年のドイツGDPが発表になっていたが、前年比0.2%増となり、通年で3年ぶりのプラス成長となった。第4四半期も前期比0.2%成長となった。
アナリストは、ドイツの経済指標は国全体の低迷期がついに終わったことを示唆していると評価。回復は製造業が牽引し、政府の投資計画が今年ようやく経済に波及する道筋が見えたという。製造業受注は2025年末の大口受注に支えられており、これが今年の新常態になる可能性があるとも述べている。
ポンドドルも売りが優勢となり,1.33ドル台に下落。1.34ドルちょうど付近に来ている200日線を下回っており、その下は100日線が1.3365ドル付近に来ている。一方、ポンド円は円安の動きが一服する中、212円ちょうど付近まで下落する場面も見られた。21日線が211.35ドル付近に来ており、目先の下値メドとして意識される。
本日は11月の月次の英GDPが公表され、前月比0.3%予想以上の上昇となった。短期的な景気後退を懸念する投資家に安心感を与えた。
アナリストは「11月のGDP回復は心強いが、再加速というよりも安心材料と見ている。2026年の経済成長は引き続き低調に留まると予想され、英中銀は利下げを継続できる」と述べている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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