*11:04JST アイナボHD Research Memo(4):事業会社別では、アベルコ、インテルグローと温調技研が貢献
■アイナボホールディングス<7539>の業績動向
(3) 事業会社別業績
各事業会社の業績では、(株)アベルコの売上高は61,822百万円(前期比2.7%増)、営業利益は2,265百万円(同33.0%増)、(株)インテルグローの売上高は13,578百万円(同6.2%増)、営業利益は177百万円(同24.6%増)、温調技研の売上高は2,352百万円(同4.2%減)、営業利益は359百万円(同47.7%増)、(株)今村の売上高は3,434百万円(同0.9%減)、営業利益は7百万円(同82.9%減)、(株)アルティスの売上高は655百万円(同2.0%増)、営業利益24百万円(前期の損益は0百万円)、(株)マニックスの売上高は9,547百万円(同1.9%増)、営業利益は72百万円(同43.3%減)、(株)Maristo(以下、マリスト)の売上高は1,104百万円(同11.7%減)、営業損失82百万円(前期は12百万円の利益)、(株)ミックの売上高は1,255百万円(同7.9%減)、営業利益は73百万円(同68.5%減)であった。
(4) 重点課題の達成状況
同社が「重点課題」としている各課題の達成状況は次のとおりである。サイディングの売上高は4,281百万円(前期比10.7%増)と堅調であったが、非住宅※の売上高は3,203百万円(同1.9%減)となった。サッシのうち、マンション+戸建向けの売上高は4,191百万円(同16.2%増)、戸建住宅向けのみの売上高は3,493百万円(同14.2%増)と順調に拡大した。注力してきた営業力の強化が結果に出始めてきていることに加えて、自治体の補助金の影響もあった。またサッシ事業では、組み立て及び図面の内製化を進めており、利益率は改善しつつある。
※ 2021年9月期から重点課題に加えたもので、住宅以外の施設や店舗向けの案件を扱う。
ブランド事業では、「アルティス(システムバス)」の売上高は655百万円(前期比1.9%増)となり、まずまずであった。「マリスト(タイル)」の売上高は1,104百万円(同11.7%減)と低調であったが、投入した商品が市場のニーズに合わなかったことが主要因である。新規顧客開拓については、件数は774件(同2.4%減)となったが、売上高は1,595百万円(同13.9%減)となった。件数・金額とも前期比でマイナスとなったが、同社では「新規顧客の売上高は翌年以降に寄与するケースが多いので、足元の状況にとらわれず着実に件数を積み上げることが重要だ」としている。
財務基盤は強固。手元のネットキャッシュは120億円
2. 財務状況
2025年9月期末の財務状況を見ると、流動資産は32,910百万円(前期末比452百万円増)となった。主要科目では現金及び預金763百万円増、受取手形・完成工事未収入金等308百万円減、未成工事支出金47百万円増となった。固定資産は14,571百万円(同2,067百万円増)となったが、内訳は有形固定資産が6,723百万円(同128百万円増)、無形固定資産487百万円(同57百万円増、うち、のれんが71百万円減)、投資その他の資産7,359百万円(同1,881百万円増)となった。この結果、資産合計は47,481百万円(同2,520百万円増)となった。
流動負債は19,431百万円(前期末比923百万円増)となった。主要科目では支払手形・工事未払金等の減少23百万円、短期借入金の減少15百万円、その他流動負債の増加805百万円である。固定負債は1,751百万円(同160百万円増)となったが、主に長期借入金の減少15百万円、繰延税金負債の増加129百万円などによる。この結果、負債合計は21,182百万円(同1,084百万円増)となった。純資産合計は26,298百万円(同1,435百万円増)となったが、主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加1,146百万円によるものである。
2025年9月期末現在で、現金及び預金13,124百万円に対して長短合わせた借入金は316百万円にとどまり、手元のネットキャッシュ(現金及び預金-長期・短期借入金)は12,808百万円と豊富である。これらのことから、財務基盤は強固と言える。
3. キャッシュ・フローの状況
2025年9月期のキャッシュ・フローについては、営業活動によるキャッシュ・フローは3,146百万円の収入となった。主な収入は税金等調整前当期純利益の計上2,846百万円、売上債権の減少58百万円、棚卸資産の減少120百万円などで、主な支出は仕入債務の減少102百万円などであった。投資活動によるキャッシュ・フローは1,830百万円の支出となった。主な収入は投資有価証券の売却52百万円(ネット)などで、主な支出は有形固定資産の取得230百万円(ネット)、非連結子会社株式の取得による支出1,505百万円であった。財務活動によるキャッシュ・フローは534百万円の支出となった。主な支出は長期借入金の返済30百万円、配当金の支払額538百万円であった。この結果、現金及び現金同等物は前期末比781百万円増加し、期末残高は13,003百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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(3) 事業会社別業績
各事業会社の業績では、(株)アベルコの売上高は61,822百万円(前期比2.7%増)、営業利益は2,265百万円(同33.0%増)、(株)インテルグローの売上高は13,578百万円(同6.2%増)、営業利益は177百万円(同24.6%増)、温調技研の売上高は2,352百万円(同4.2%減)、営業利益は359百万円(同47.7%増)、(株)今村の売上高は3,434百万円(同0.9%減)、営業利益は7百万円(同82.9%減)、(株)アルティスの売上高は655百万円(同2.0%増)、営業利益24百万円(前期の損益は0百万円)、(株)マニックスの売上高は9,547百万円(同1.9%増)、営業利益は72百万円(同43.3%減)、(株)Maristo(以下、マリスト)の売上高は1,104百万円(同11.7%減)、営業損失82百万円(前期は12百万円の利益)、(株)ミックの売上高は1,255百万円(同7.9%減)、営業利益は73百万円(同68.5%減)であった。
(4) 重点課題の達成状況
同社が「重点課題」としている各課題の達成状況は次のとおりである。サイディングの売上高は4,281百万円(前期比10.7%増)と堅調であったが、非住宅※の売上高は3,203百万円(同1.9%減)となった。サッシのうち、マンション+戸建向けの売上高は4,191百万円(同16.2%増)、戸建住宅向けのみの売上高は3,493百万円(同14.2%増)と順調に拡大した。注力してきた営業力の強化が結果に出始めてきていることに加えて、自治体の補助金の影響もあった。またサッシ事業では、組み立て及び図面の内製化を進めており、利益率は改善しつつある。
※ 2021年9月期から重点課題に加えたもので、住宅以外の施設や店舗向けの案件を扱う。
ブランド事業では、「アルティス(システムバス)」の売上高は655百万円(前期比1.9%増)となり、まずまずであった。「マリスト(タイル)」の売上高は1,104百万円(同11.7%減)と低調であったが、投入した商品が市場のニーズに合わなかったことが主要因である。新規顧客開拓については、件数は774件(同2.4%減)となったが、売上高は1,595百万円(同13.9%減)となった。件数・金額とも前期比でマイナスとなったが、同社では「新規顧客の売上高は翌年以降に寄与するケースが多いので、足元の状況にとらわれず着実に件数を積み上げることが重要だ」としている。
財務基盤は強固。手元のネットキャッシュは120億円
2. 財務状況
2025年9月期末の財務状況を見ると、流動資産は32,910百万円(前期末比452百万円増)となった。主要科目では現金及び預金763百万円増、受取手形・完成工事未収入金等308百万円減、未成工事支出金47百万円増となった。固定資産は14,571百万円(同2,067百万円増)となったが、内訳は有形固定資産が6,723百万円(同128百万円増)、無形固定資産487百万円(同57百万円増、うち、のれんが71百万円減)、投資その他の資産7,359百万円(同1,881百万円増)となった。この結果、資産合計は47,481百万円(同2,520百万円増)となった。
流動負債は19,431百万円(前期末比923百万円増)となった。主要科目では支払手形・工事未払金等の減少23百万円、短期借入金の減少15百万円、その他流動負債の増加805百万円である。固定負債は1,751百万円(同160百万円増)となったが、主に長期借入金の減少15百万円、繰延税金負債の増加129百万円などによる。この結果、負債合計は21,182百万円(同1,084百万円増)となった。純資産合計は26,298百万円(同1,435百万円増)となったが、主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加1,146百万円によるものである。
2025年9月期末現在で、現金及び預金13,124百万円に対して長短合わせた借入金は316百万円にとどまり、手元のネットキャッシュ(現金及び預金-長期・短期借入金)は12,808百万円と豊富である。これらのことから、財務基盤は強固と言える。
3. キャッシュ・フローの状況
2025年9月期のキャッシュ・フローについては、営業活動によるキャッシュ・フローは3,146百万円の収入となった。主な収入は税金等調整前当期純利益の計上2,846百万円、売上債権の減少58百万円、棚卸資産の減少120百万円などで、主な支出は仕入債務の減少102百万円などであった。投資活動によるキャッシュ・フローは1,830百万円の支出となった。主な収入は投資有価証券の売却52百万円(ネット)などで、主な支出は有形固定資産の取得230百万円(ネット)、非連結子会社株式の取得による支出1,505百万円であった。財務活動によるキャッシュ・フローは534百万円の支出となった。主な支出は長期借入金の返済30百万円、配当金の支払額538百万円であった。この結果、現金及び現金同等物は前期末比781百万円増加し、期末残高は13,003百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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