トランプ政権のFRB圧力でドル安、ドル円は157円台後半で揉み合い=ロンドン為替概況
トランプ政権のFRB圧力でドル安、ドル円は157円台後半で揉み合い=ロンドン為替概況
ロンドン市場では、ドル円が157円台後半で揉み合っている。先週末からの「高市首相による早期解散・総選挙」の報道を受けた円安の流れと、週明けからの「トランプ政権によるFRBへの圧力」を受けたドル安の流れが交錯しており、方向感を探る展開となった。一方、クロス円は円安の勢いが勝っており、ユーロ円は183円台後半から184円台半ばへ、ポンド円は211円台後半から212円台後半へと上値を追っている。市場全体では、トランプ大統領によるFRB攻撃やパウエル議長への召喚状送付を受けて、中央銀行の独立性に対する危機感からドルが軟調。米債利回りが4.195%付近へと上昇する中でドル指数は反落し、200日移動平均線を再び割り込んでいる。地政学リスクやドルへの不信感を背景に、金・銀相場が過去最高値を更新したことも市場の緊張感を高めている。
ドル円は157円台後半での取引。アジア朝方の158.20付近を高値に、トランプ関連報道を受けたドル売りで一時157.52付近まで急反落する場面があった。その後は、国内の政治情勢(早期解散観測)に起因する円売り圧力に支えられ、158円を挟んだ水準で売買が交錯している。本日期限を迎える158.00レベルの13億ドルという大規模オプションも、価格を引き寄せる要因となっている。ロンドン時間に入ってからは特段の新規材料に乏しく、次の展開待ちとなっている。
ユーロドルは1.16台後半での取引。アジア時間の1.1622付近を安値に、ロンドン時間には高値を1.1696レベルまで伸ばしている。トランプ政権の対外強硬姿勢やFRBへの圧力がドル売りを誘ったほか、1月のユーロ圏投資家信頼感(センティックス調査)が-1.8と市場予想-4.9を上回って改善したことも支援材料となった。ただし、1.1650から1.1700にかけて合計40億ユーロ超の大規模なオプション設定が控えており、上値を抑えられる面が指摘された。ユーロ円は円安・ユーロ高が鮮明で、184.55付近まで本日の高値を更新している。対ポンドでは目立った方向性はみられていない。
ポンドドルは1.34台後半での取引。ドル安の流れに乗り、アジア朝方の1.33台からロンドン市場では高値を1.3475付近まで伸ばしている。ポンド円も終日堅調な足取りで、211円台後半から212.68付近まで値を上げ、円安傾向が鮮明。ドル安・円安の地合いが継続している。トランプ大統領のクレジットカード金利制限に関する発言を受けて銀行株が売られたが、為替市場への影響は限定的。ユーロポンドは0.8673-0.8693までのレンジで振幅している。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
ロンドン市場では、ドル円が157円台後半で揉み合っている。先週末からの「高市首相による早期解散・総選挙」の報道を受けた円安の流れと、週明けからの「トランプ政権によるFRBへの圧力」を受けたドル安の流れが交錯しており、方向感を探る展開となった。一方、クロス円は円安の勢いが勝っており、ユーロ円は183円台後半から184円台半ばへ、ポンド円は211円台後半から212円台後半へと上値を追っている。市場全体では、トランプ大統領によるFRB攻撃やパウエル議長への召喚状送付を受けて、中央銀行の独立性に対する危機感からドルが軟調。米債利回りが4.195%付近へと上昇する中でドル指数は反落し、200日移動平均線を再び割り込んでいる。地政学リスクやドルへの不信感を背景に、金・銀相場が過去最高値を更新したことも市場の緊張感を高めている。
ドル円は157円台後半での取引。アジア朝方の158.20付近を高値に、トランプ関連報道を受けたドル売りで一時157.52付近まで急反落する場面があった。その後は、国内の政治情勢(早期解散観測)に起因する円売り圧力に支えられ、158円を挟んだ水準で売買が交錯している。本日期限を迎える158.00レベルの13億ドルという大規模オプションも、価格を引き寄せる要因となっている。ロンドン時間に入ってからは特段の新規材料に乏しく、次の展開待ちとなっている。
ユーロドルは1.16台後半での取引。アジア時間の1.1622付近を安値に、ロンドン時間には高値を1.1696レベルまで伸ばしている。トランプ政権の対外強硬姿勢やFRBへの圧力がドル売りを誘ったほか、1月のユーロ圏投資家信頼感(センティックス調査)が-1.8と市場予想-4.9を上回って改善したことも支援材料となった。ただし、1.1650から1.1700にかけて合計40億ユーロ超の大規模なオプション設定が控えており、上値を抑えられる面が指摘された。ユーロ円は円安・ユーロ高が鮮明で、184.55付近まで本日の高値を更新している。対ポンドでは目立った方向性はみられていない。
ポンドドルは1.34台後半での取引。ドル安の流れに乗り、アジア朝方の1.33台からロンドン市場では高値を1.3475付近まで伸ばしている。ポンド円も終日堅調な足取りで、211円台後半から212.68付近まで値を上げ、円安傾向が鮮明。ドル安・円安の地合いが継続している。トランプ大統領のクレジットカード金利制限に関する発言を受けて銀行株が売られたが、為替市場への影響は限定的。ユーロポンドは0.8673-0.8693までのレンジで振幅している。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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