小反落、地政学的リスクも利食い売り=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2025/12/31 05:31
NY原油先物2 月限(WTI)(終値)
1バレル=57.95(-0.13 -0.22%)

ニューヨーク原油は小反落。ロシアがウクライナの和平交渉で立場を見直すとし、和平合意に対する期待感が後退した。またトランプ米大統領がイスラエルのネタニヤフ首相との会談後の記者会見で、イランが弾道ミサイルや核兵器の開発計画を継続すれば新たな大規模攻撃を支持する可能性があると表明した。さらにサウジアラビアが主導する連合軍が中東イエメン南部のムカラを空爆した。地政学的リスクの高まりが支援要因になった。ただサウジは自国の国家安全保障は「レッドライン(超えてはならない一線)」だと強調し、アラブ首長国連邦(UAE)に24時間以内に軍を撤収するよう要請し、UAEがイエメンに残っていた部隊を撤収すると表明すると、利食い売りなどが出て上げ一服となった。

MINKABU PRESS

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