２５日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比１０６円高の５万０４５０円と反発して始まった。

　前日の米株式市場は短縮取引のなかで主要株価３指数はそろって上昇。ＮＹダウは５日続伸し最高値を更新したほか、Ｓ＆Ｐ５００指数も最高値を連日で更新した。市場参加者が限られるなかで年末高への期待は根強く、主力株を中心に買いが優勢となった。ドル円相場は足もと１ドル＝１５５円９０銭台で推移。日本時間の前日午後５時時点との比較ではほぼ横ばい圏の動きとなっている。きょうの東京市場では今晩の海外市場の多くがクリスマスのため休場とあって薄商いが見込まれているが、前日の米国株の上昇など外部環境を支えとして景気敏感株をはじめ幅広く買いが先行している。東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）も上昇スタートとなった。

出所：MINKABU PRESS