9日の米株式市場の概況、NYダウ179ドル安 ナスダックは小反発

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2025/12/10 08:15
 9日の米株式市場では、NYダウが前日比179.03ドル安の4万7560.29ドルと続落した。10日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表と米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長による記者会見が予定されている。重要イベントを前に様子見ムードが強く、ポジションを一方向に傾ける姿勢は限られた。

 メルク<MRK>やベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>、ボーイング<BA>が売られ、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー<JPM>が下値を探る展開。ウーバー・テクノロジーズ<UBER>が安く、エランコ・アニマル・ヘルス<ELAN>が大幅安となった。一方、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>が堅調。エクソン・モービル<XOM>が買われ、アレス・マネジメント<ARES>が急伸した。
 
 ナスダック総合株価指数は30.58ポイント高の2万3576.48と小反発した。アルファベット<GOOG>が買われ、ブロードコム<AVGO>やマイクロン・テクノロジー<MU>が株価水準を切り上げたほか、コアウィーブ<CRWV>が値を上げ、ウェーブ・ライフ・サイエンシズ<WVE>が大幅高となった。一方、エヌビディア<NVDA>は小安く、メタ・プラットフォームズ<META>が軟調。キメラ・セラピューティクス<KYMR>が急落した。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ