*08:12JST 9日の米国市場ダイジェスト:NYダウは179ドル安 FOMCの結果待ち
■NY株式:NYダウは179ドル安 FOMCの結果待ち
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は179.03ドル安 47,560.29ドル、ナスダックは30.59ポイント高23,576.49で取引を終了した。
ダウは前日比プラス、ナスダックはマイナスで寄り付き後は小幅な値動きが続いた。市場はFOMC(連邦公開市場委員会)の追加利下げをほぼ織り込んでいるが、10日のFRBパウエル議長の会見やFOMCメンバーによる政策金利見通し(ドットチャート)の発表を見極めたいと様子見ムードが一段と強まった。動意薄の中、ダウはマイナスに転じ、ナスダックはプラス圏に浮上し、取引を終えた。セクター別では自動車・自動車部品が上昇、不動産管理・開発が下落した。
ドラッグストアのCVSヘルス( CVS )は 投資家向け説明会で明らかにした2025年、2026年通期の利益見通しが好感され上昇。高級住宅の設計・建設・販売を手がけるトール・ブラザーズ(TOL)は第4四半期決算で1株利益が市場予想に届かず下落。ホームセンター最大手のホーム・デポ(HD)は来年度の暫定見通しが慎重だったことから下落した。バイオ医薬品のキメラ・セラピューティクス(KYMR)は5億ドル相当の引受公募開始を発表し大幅安。石油メジャーのエクソン・モービル(XOM)は2030年までの成長率見通しを引き上げ、上昇。金融大手JPモルガン・チェース(JPM)は下落。経営幹部がAI導入拡大や支店増設など戦略的投資を理由に来年の支出額が市場予想を上回る規模となるとの予想を示したと伝わった。
トランプ大統領は9日に公表されたニュースサイトポリティコとのインタビューで、FRBの次期議長に指名する条件として、即座利下げを支持することを挙げた。
HorikoCapitalManagementLLC
■NY為替:予想を上回る米雇用関連指標を受けてドル買い強まる
9日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円29銭まで下落後、156円95銭まで反発し、155円90銭で引けた。日本の財政悪化懸念や予想を上回る米国の雇用関連指標を意識した米ドル買い・円売りが観測された。
ユーロ・ドルは1.1615ドルまで売られた後、1.1641ドルまで反発。ただ、その後は下げ渋り、1.1627ドルで引けた。ユーロ・円は強含み、181円88銭まで売られた後、182円64銭まで買われた。 ポンド・ドルは、1.3327ドルまで買われた後、1.3288ドルまで反落。ドル・スイスは0.8083フランから0.8056フランまで下落。地政学的リスクの高まりを意識したフラン買いが観測された。
■NY原油:続落で58.25ドル、58.12ドルまで値下がり
NY原油先物1月限は続落(NYMEX原油1月限終値:58.25 ↓0.63)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比-0.63ドル(-1.07%)の58.25ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは58.12-59.17ドル。米国市場の序盤にかけて59.17ドルまで買われたが、米国市場の後半にかけて58.12ドルまで反落。供給不足に対する警戒感はさらに低下し、米長期金利の下げ渋りを意識した売りが観測された。通常取引終了後の時間外取引では58ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 53.54ドル -0.36ドル(-0.66%)
モルガン・スタンレー(MS) 178.83ドル +2.00ドル(+1.13%)
ゴールドマン・サックス(GS)876.58ドル +9.89ドル(+1.14%)
インテル(INTC) 40.50ドル +0.20ドル(+0.49%)
アップル(AAPL) 277.18ドル -0.71ドル(-0.25%)
アルファベット(GOOG) 317.75ドル +3.30ドル(+1.04%)
メタ(META) 656.96ドル -9.84ドル(-1.47%)
キャタピラー(CAT) 594.36ドル -2.14ドル(-0.35%)
アルコア(AA) 43.47ドル -0.99ドル(-2.22%)
ウォルマート(WMT) 115.06ドル +1.50ドル(+1.32%)
<NH>
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は179.03ドル安 47,560.29ドル、ナスダックは30.59ポイント高23,576.49で取引を終了した。
ダウは前日比プラス、ナスダックはマイナスで寄り付き後は小幅な値動きが続いた。市場はFOMC(連邦公開市場委員会)の追加利下げをほぼ織り込んでいるが、10日のFRBパウエル議長の会見やFOMCメンバーによる政策金利見通し(ドットチャート)の発表を見極めたいと様子見ムードが一段と強まった。動意薄の中、ダウはマイナスに転じ、ナスダックはプラス圏に浮上し、取引を終えた。セクター別では自動車・自動車部品が上昇、不動産管理・開発が下落した。
ドラッグストアのCVSヘルス( CVS )は 投資家向け説明会で明らかにした2025年、2026年通期の利益見通しが好感され上昇。高級住宅の設計・建設・販売を手がけるトール・ブラザーズ(TOL)は第4四半期決算で1株利益が市場予想に届かず下落。ホームセンター最大手のホーム・デポ(HD)は来年度の暫定見通しが慎重だったことから下落した。バイオ医薬品のキメラ・セラピューティクス(KYMR)は5億ドル相当の引受公募開始を発表し大幅安。石油メジャーのエクソン・モービル(XOM)は2030年までの成長率見通しを引き上げ、上昇。金融大手JPモルガン・チェース(JPM)は下落。経営幹部がAI導入拡大や支店増設など戦略的投資を理由に来年の支出額が市場予想を上回る規模となるとの予想を示したと伝わった。
トランプ大統領は9日に公表されたニュースサイトポリティコとのインタビューで、FRBの次期議長に指名する条件として、即座利下げを支持することを挙げた。
HorikoCapitalManagementLLC
■NY為替:予想を上回る米雇用関連指標を受けてドル買い強まる
9日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円29銭まで下落後、156円95銭まで反発し、155円90銭で引けた。日本の財政悪化懸念や予想を上回る米国の雇用関連指標を意識した米ドル買い・円売りが観測された。
ユーロ・ドルは1.1615ドルまで売られた後、1.1641ドルまで反発。ただ、その後は下げ渋り、1.1627ドルで引けた。ユーロ・円は強含み、181円88銭まで売られた後、182円64銭まで買われた。 ポンド・ドルは、1.3327ドルまで買われた後、1.3288ドルまで反落。ドル・スイスは0.8083フランから0.8056フランまで下落。地政学的リスクの高まりを意識したフラン買いが観測された。
■NY原油:続落で58.25ドル、58.12ドルまで値下がり
NY原油先物1月限は続落(NYMEX原油1月限終値:58.25 ↓0.63)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比-0.63ドル(-1.07%)の58.25ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは58.12-59.17ドル。米国市場の序盤にかけて59.17ドルまで買われたが、米国市場の後半にかけて58.12ドルまで反落。供給不足に対する警戒感はさらに低下し、米長期金利の下げ渋りを意識した売りが観測された。通常取引終了後の時間外取引では58ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 53.54ドル -0.36ドル(-0.66%)
モルガン・スタンレー(MS) 178.83ドル +2.00ドル(+1.13%)
ゴールドマン・サックス(GS)876.58ドル +9.89ドル(+1.14%)
インテル(INTC) 40.50ドル +0.20ドル(+0.49%)
アップル(AAPL) 277.18ドル -0.71ドル(-0.25%)
アルファベット(GOOG) 317.75ドル +3.30ドル(+1.04%)
メタ(META) 656.96ドル -9.84ドル(-1.47%)
キャタピラー(CAT) 594.36ドル -2.14ドル(-0.35%)
アルコア(AA) 43.47ドル -0.99ドル(-2.22%)
ウォルマート(WMT) 115.06ドル +1.50ドル(+1.32%)
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