日経平均は大幅反落、半導体やAI関連株軟調で指数押し下げ

配信元:フィスコ
投稿:2025/11/21 16:07
*16:07JST 日経平均は大幅反落、半導体やAI関連株軟調で指数押し下げ 前日20日の米国株式市場は軟調に推移。エヌビディアの決算を好感し投資家心理の改善。した。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言で利下げ期待がさらに後退したほか、根強い人工知能(AI)バブル懸念を受けエヌビディアが下落に転じ相場を押し下げた。米株市場を横目に、本日の日経平均は反落して取引を開始。寄付き直後は下げ幅を広げる展開となったが、早々に下げ渋る動きを見せた。
ただ、下げ幅を縮小する動きは限定的で、終日マイナス圏でもみ合う展開となった。日経平均は昨日1300円近く上昇し、一昨日までの4日続落による下げ幅の3分の2戻しをクリアしたことから、短期調整は完了したとの見方もあったが、半導体やAI
(人工知能)関連株は手掛けにくかった。また、国内長期金利上昇や日中関係悪化も引き続き警戒材料となった。そのほか、TOPIX(東証株価指数)は売り先行も前日
終値付近でもみ合う展開となり、一時プラス圏にも浮上していた。プライム市場では幅広い銘柄が上昇しており、割安感のある大型株や内需関連株に資金流入が継続した。

 大引けの日経平均は前営業日比1198.06円安の48625.88円となった。東証プライム市場の売買高は33億7217万株、売買代金は8兆9565億円だった。業種別では、非鉄金属、機械、電気機器などが下落した一方で、不動産業、陸運業、建設業などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は81.7%、対して値下がり銘柄は16.9%となっている。

 個別では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>レーザーテック<6920>フジクラ<5803>ディスコ<6146>三菱重工業<7011>東エレク<8035>三井海洋開発<6269>、古河電工<5801>三井金属<5706>日立<6501>、IHI<7013>川崎重工業<7012>、住友電工<5802>などの銘柄が下落。

 一方、ファーストリテ<9983>イオン<8267>東京海上<8766>トヨタ自動車<7203>任天堂<7974>、ソニーG<6758>キーエンス<6861>、リクルートHD<6098>、三井住友<8316>エムスリー<2413>、ヨシムラフード<2884>オリンパス<7733>などの銘柄が上昇。
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配信元: フィスコ

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銘柄 株価 前日比
2,079.0
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-65.0
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17,580.0
(12/11)
-835.0
(-4.53%)
9,583.0
(12/11)
-374.0
(-3.75%)
6,671.0
(12/11)
-265.0
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18,220.0
(12/11)
-240.0
(-1.30%)
8,131.0
(12/11)
+34.0
(+0.41%)
49,330.0
(12/11)
+770.0
(+1.58%)
12,315.0
(12/11)
-515.0
(-4.01%)
4,806.0
(12/11)
-81.0
(-1.65%)
4,100.0
(12/11)
-82.0
(-1.96%)
21,040.0
(12/11)
+890.0
(+4.41%)
54,670.0
(12/11)
-770.0
(-1.38%)
31,000.0
(12/11)
-520.0
(-1.64%)
4,050.0
(12/11)
-195.0
(-4.59%)
11,240.0
(12/11)
-480.0
(-4.09%)
7013
2,904.0
(12/11)
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