後場の日経平均は667円高でスタート、安川電や日立などが上昇

配信元:フィスコ
投稿:2025/10/15 13:07
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;47515.26;+667.94TOPIX;3176.54;+42.55

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比667.94円高の47515.26円と、前引け(47463.31円)からさらに上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は47470円-47570円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=151.10-20円と午前9時頃から60銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が方向感が定まらず0.1%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は上昇して始まった後は上値が重く1.2%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。日経平均が昨日までの続落で1700円を超す下げとなったことから、前場に引き続き買い戻しが入っているもよう。また、ダウ平均先物が時間外取引で底堅く推移していることも安心感となっているようだ。一方、政治の先行き不透明感が引き続き警戒され、積極的な買いを見送る向きがある。また、外為市場で朝方に比べ円高・ドル安方向に振れていることも投資家心理を慎重にさせている。

 セクターでは、非鉄金属、証券商品先物、機械が上昇率上位となっている一方、サービス業、ゴム製品、海運業が下落している。東証プライム市場の売買代金上位では、メルカリ<4385>イオン<8267>芝浦<6590>安川電<6506>日立<6501>、KOKUSAI<6525>ルネサス<6723>、ソフトバンクG<9984>、スクリーンHD<7735>、川崎重<7012>が高い。一方、コスモス薬品<3349>、リクルートHD<6098>良品計画<7453>、SHIFT<3697>ブリヂストン<5108>信越化<4063>ソシオネクスト<6526>ディスコ<6146>が下落している。
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