昨日の米国株式相場は下げた（DJIA -108.41 @24,180.64, NASDAQ -13.15 @6,762.21）。ドル円為替レートは112円台前半での動きだった。本日の日本株全般は下げた。東証１部では、上昇銘柄数が319に対して、下落銘柄数は1,677となった。騰落レシオは95.22%へ低下し、100%を非常に久しぶりに割り込んだ。東証１部の売買代金は3兆２2089億円。

TOPIX -26 @1,765
日経平均 -445円 @22,177円

TOPIXも日経平均も大幅続落した。日経平均の下げ幅は今年最大で、米大統領選の投開票をきっかけに相場が急落した2016年11月９日（919円84銭安）以来の大きさだった。トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都として認定する方針を６日表明すると昼前に伝わると、中東情勢の悪化を懸念した（或は口実に）売りが急増した。このような材料での売りは長くは続かないと見ているが。台湾や韓国などアジア市場でサムスン電子などのハイテク株が売られ、後場は東京市場でも値がさ株やハイテク株の売りに拍車がかかった。

TOPIXも日経平均も25日移動平均線を割り込んだ。さらに、11月9日高値と12月1日高値が2点天井を形成しながら、9月８日安値と11月16日安値を結んだ上昇トレンドラインも割り込んだ。もし、11月16日安値を下抜けるような展開になれば、下押しは一層深くなりそうな気配となってきた。電子部品のM株等、売り玉の利益が急増してきた。早く年に1一度か2度のバーゲンセールがやってこないかな～♦♫♦･*:..｡♦♫♦*ﾟ¨ﾟﾟ･*:..｡♦。

33業種全てが下げた。下落率トップ5は、非鉄金属（１位）、鉱業（２位）、海運（３位）、パルプ・紙（４位）、精密機械（５位）となった。