今日は珍しくグッドタイミングでマザーズ指数が反発してくれました。
曲り屋も360度曲がると、たまには勘が当たる様です (^_^;)ハズイ
ところで今日のロイターニュースに「労働分配率」が低下しているという記事が掲載されました。
つまり多くの企業が利益が伸びているにも関わらず、人件費は上げたくないと考えている様で
アベノミクスはまだまだ前途多難だという印象を受けます。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0M004420150304
しかしこんなことでは国際競争に勝てる訳がありません。
まさか膨大な為替差益を、何時訪れるかも分からない将来の円高に備え
またもや利益剰余金として貯め込んでおくつもりでしょうか?? ┐('~`;)┌
私は企業を支える両輪はユーザーと社員だと考えています。
ですから社員教育にお金と時間を割く企業は将来有望で、逆もまた然りだと思います。
因みに社員を大切にする企業が発展する理由は大きく分けて3つあります。
①人材を育成することで企業の競争力がアップする
人材の育成に力を入れれば、社員の能力が向上するだけでなく
同時に愛社精神の醸成にも繋がり、育った社員が今度は会社を助けてくれるのです。
経営活動は延々と続くものですから、経営者と社員が信頼関係で結ばれた企業は
常に創意工夫をしながら業績を伸ばし続けることが出来るのだと思います。
②社員のモチベーションが上がる
社員を大切にする企業は人材育成だけでなく
風通しの良い職場環境作りに関心を持つ傾向があります。
少なくとも直属の上司と部下、或は職場内のコミュニケーションが活発であるほど
社員のモチベーションは上がり、仕事の成果にも繋がります。
但し職場内が家族的な雰囲気(馴れ合い)になると甘えの心理が生まれるので
コミュニケーションとノミニケーションは、はっきり区別しないといけません ^^;
③人材育成のノウハウが得られる
金に物を言わせてヘッドハンティングに走る企業もありますが(外資系企業に多い)
裏を返せば自社に社員を育成するノウハウが無いことを暴露している様なものです。
こういう企業は常にスペアを用意し、成果が上がらない社員はどんどん切り捨てますが
目先の結果だけを追い掛けていては何れ壁に突き当たるのは目に見えています。
つまり頑張っただけ給料も資格も上がる企業、社員がずっとその会社で働きたいと感じる企業
そんな企業を目指すことが永続的な発展に繋がる筈ですし
私も投資家のハシクレとして、そういう企業を応援したいと思います。
