従来の東京市場はNY市場に連動するだけででなく
どちらかと云えば上げよりも下げに過剰反応する傾向がありました。
しかし最近はこの傾向が崩れつつあり、N/N倍率が1.0倍を安定的に超えそうな雰囲気です。
その原因について、日経新聞はGPIFの買いによるものではないかと推察している様ですが
海外の機関投資家も当然そのことに気付いている筈であり
彼等にとっては、安易に売り崩すリスクが高まったと考えても良いのではないでしょうか。
つまり東京市場の地盤が強固になり、ヘッジファンドを初めとする海外勢の揺さぶりが次第に減少し
徐々に健全化されて行く様な気がします。