◇FXCMがスイスフランの急騰でFX口座がマイナスになった個人投資家の債務を免除
スイス国立銀行(中央銀行)のスイス・フラン相場上限撤廃によるフランの急騰で
今月、破綻寸前まで追い込まれた外為ブローカーのFXCM は
口座残高がマイナスになった機関投資家や富裕層顧客に対し
補填分の支払いを求める決定を下しました。
また同時に、ポジションが小規模の顧客には損失負担を求めないとしており
この結果、FXCMが被った損失の約60%は回収されることになります。
つまり、個人投資家の投資元本がゼロになり、さらに口座がマイナスであっても
投資家個人に追加資金の補填を要求しないという訳で
免除の対象は残高がマイナスになった顧客の約90%に当たるそうです。
◇ボーイング決算 (↑) アナリスト予想を上回る (ブルームバーグ)
同社が示した通期予想では787での損失を食い止め
過去最大の受注在庫をうまく現金化できるとの見通しが示唆された。
また、2015年の営業キャッシュフローは90億ドル(約1兆600億円)を上回り
フリーキャッシュフロー(現金収支)は62億ドル前後になるとのこと。
第4四半期(10-12月)の営業キャッシュフローは3倍超増えて50億ドル。
年金費用を除いたベースの利益は前年同期比28%増の23億4000万ドル(1株当たり2.31ドル)。
ブルームバーグがまとめたアナリストの予想平均は2.10ドルだった。
また今年の民間機の納入は750-755機と、14年の723機から増加する見通し。
売上高は945億-965億ドルのレンジで、前年より少なくとも4%増加する見込み。
◇フェイスブック決算 (↑)
EPS:予想48¢ ➡ 結果54¢
売上高:予想37.8億ドル ➡ 結果38.5億ドル(+49%)
デイリー・アクティブ・ユーザー(DAU)、8.9億人(前同比+18%)
モバイルDAU、7.45億人(前年比+34%)
マンスリー・アクティブ・ユーザー(MAU)、13.9億人(前同比+13%)
モバイルMAU、11.9億人(前年比+26%)
◇FOMC声明文骨子
[ニューヨーク 28日 ロイター] - 28日の米国株式市場は、米連邦準備理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)声明で景気判断を上方修正したことを受け、急落して終了した。
FRBは今回のFOMC声明で、「経済活動はしっかりした(solid)ぺースで拡大している」とし、前回の「緩やかな(moderate)ペースで拡大」から上方修正。年内に利上げを開始する姿勢を維持していることが示唆された。
(今日の注目銘柄)
8219 青山商事
自己保有株を除く発行済株式総数の5.38%にあたる330万株
取得総額100億円を上限。取得期間は1月29日から4月30日。
4901 富士フイルムHD
自己保有株を除く発行済株式総数の3.3%にあたる1600万株
取得総額500億円を上限。取得期間は1月29日から7月31日。
3668 コロプラ
自己保有株を除く発行済株式総数の2.01%にあたる250万株
取得総額50億円を上限。取得期間は2月2日から4月30日。
2706ブロッコリー http://www.broccoli.co.jp/company/ir/pdf/pr/150128_utapriap.pdf
3724ベリサーブ(第3四半期経常利益2.9倍、純利益6倍)
4987寺岡製作所(当期経常利益見込み3.4倍)
7718スター精密(増配)
7291日本プラスト(昨日に続き要監視)