ドル建て日経平均株価が年初来高値を未だに更新しない理由

kabukabumanさん
kabukabumanさん
GDPが2四半期連続マイナス成長であるにも関わらず
日経平均株価(円建て)は年初来高値を更新しています。

勿論その原動力は追加緩和による大幅な円安ですが
ファンダを伴わないお祭り騒ぎには
海外のバリュー投資家やグロース投資家は依然様子見姿勢を崩していない様です。

しかもドル建ての日経平均株価は、日銀の追加緩和が発表された後も
1月上旬と7月末に付けた高値を更新していません。
それは海外の投資家が日本株をまだ長期投資の対象とは考えていない証拠だと思います。


つまり現状で日経平均株価の上昇を支えている海外勢はグローバルマクロ系のヘッジファンドであり
彼らは日本株を買う際、為替変動リスクを軽減する目的で円を売り建てるため
円安がさらに加速しているという見方もある様です。
 
しかし彼らはあくまでも投機筋に過ぎませんから
何処かのタイミングで円を買戻し、同時に日本株を利確する筈です。
それが何時かは分かりませんが、日経平均株価が18000円にリーチがかかった時が最も危険かも。

そう考えるとそろそろかも知れませんね。(((゚Д゚;)



6件のコメントがあります
1~6件 / 全6件

ももふとファンさん こんにちは!


>最近の日経はだいぶ投機化していますね。


私も全く同感です!


しかも投機化させた張本人が国内最強の仕手筋「日銀」ということに

強い違和感を覚えます。


しかしこの先アベノミクスの成果や企業業績の実質的な改善が明確になるまで

海外のまともな投資家が日本株を買う可能性は殆ど無いと考えています。


それに頼みの綱であるGPIFが幾ら国内株式や外債の購入比率を上げても

日本市場を動かす力は外人の方がまだまだ上だと思います。


何故なら国内の機関投資家は安くなれば買いますが

高くなるとそれ以上買い上がらずさっさと利確してしまいます。

そこが外国人投資家との大きな違いではないでしょうか。

因みにその原因は狩猟民族と農耕民族の遺伝子の違いだと考えています。


やはり日本株の行方は依然として外人の出方次第という気がしますね。


ムーンダンスさん 初めまして!


予想通りに行かないのもまた相場です。

所詮株は心理戦ですから裏をかかれるかも知れませんが

ここから先、個別銘柄を保有するならヘッジを施すのが賢明だと考えます。


因みに私のヘッジ手段は、殆どNK225miniの売り建てですが

今日も売り持ちしています。


海外の短期筋が介入した後に必ず大きな調整があることは

歴史が証明していますので、そろそろ警戒して置くべきだと思います。

kabukabumanさん
こんにちは。

いつもkabukabumanさんの的確で優しさを感じさせる文章を楽しまさせて頂いております。
ありがとうございます。
最近の日経はだいぶ投機化していますね。
まあ相場自体儲ける為にやっているので致し方ないですけどね。^^"
ももとふはキャッシュポジにウエイトを置いてあまり手を広げないように気を付けています。ババを引かないよう慎重に行きたいもんですね。

こんにちは。

ナイスな情報と読み。サンクスです。

gaspさん こんにちは!


貨幣価値が急落しているにも関わらず株価が急騰するの矛盾しています。


ですから円安だけが材料の相場など、そんなに長続きするとは到底思えません。


個人的には節目として意識される18000円の少し手前辺りが

最初の危険水域ではないかと考えています。(ただの予感に過ぎませんが)


gaspさん
僕もそれはあると思います。
説明できない程に騰がってしまった株があります。
18000円を超えればいつそれが発動されるかわからないという感じでしょうか。
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