オリンパスのマイケル・ウッドフォード元社長が、同社の臨時株主総会に向けた委任状争奪戦を見送る公算になり、6日にも正式発表するようです。
ウッドフォード氏は2011年12月に取締役を辞任し、今年3~4月に開かれる臨時株主総会で自らを含む独自の取締役候補を提案し、株主に賛同を求める委任状争奪戦を仕掛ける方針を表明していましたが、高山社長ら現経営陣は、損失隠しに関与していなかった取締役らの役員人事を提案する見通しで、国内金融機関などは現経営陣を支援する姿勢を示しているようです。
ウッドフォード氏は会社側提案を上回る支持を集めるのが難しいと判断したようです。
さすがのウッドフォード氏でも、一人では勝ち目がなかったようですね。