今日のザラバは小動きと見ていたのですが、前場はかなり調整色の強い展開でした。
背景には為替の動きがあると見ています。
ユーロ円5分足で見ると、9時40分ごろから、それまで円安気味で推移してきたものが、突然円高方向に振れ始めました。小動きのザラバを想定する前提が崩れてしまったわけです。
問題は、この円高(ユーロ安)が一段と進むのかどうかです。
正直なところ、非常に判断が難しいところです。日足で見ると、ネックラインのところで跳ね返されて、円高(ユーロ安)に振れていくのか、ラインをブレークして円安(ユーロ高)につき進むのか、どちらと見るかで、株式市場に対する投資判断が正反対になります。
今日の午前中のユーロ円の動きを見る限り、どうやらラインのブレークに手間取っている様子です。ブレークに失敗すると、かなり大きな円高(ユーロ安)に振れる可能性もあるわけですから、警戒しながら機敏に短期対応をしていく以外には良い方策が見当たらないようです。
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